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秋雨前線が通過した19日から秋の気配 長く続いた暑さも終わりに 東海の2週間天気


東海地方は、今週後半は、ようやく暑さが落ち着くでしょう。秋雨前線が通過した19日(金)以降は、気温の上昇が抑えられそうです。朝晩を中心に、秋らしさを感じられる日が多くなるでしょう。

●今日16日 名古屋で52日目の猛暑日に 年間猛暑日日数を更新

今日16日、日本付近は広く高気圧に覆われて、全国的に晴れている所が多くなっています。
東海地方は、今夜にかけても晴れる所が多いですが、午後は、山沿いを中心に所々で、雨や雷雨となるでしょう。天気の急変に注意してください。ただ、発雷確率は、東海地方の一部でやや高い程度で、広い範囲での雷雨の可能性は低い見込みです。

名古屋では、すでに35℃以上となり、今年の猛暑日日数は52日目で、最多記録をさらに更新しました。岐阜も、今日16日猛暑日になれば、50日目となり、最多記録です。愛知県、三重県、静岡県には、熱中症警戒アラートが発表されています。熱中症に気をつけてお過ごしください。

●17日(水)~23日(火) 19日(金)の午後や20日(土)は広い範囲で雨に

秋雨前線は、今日16日、日本付近で一旦消えていますが、明日17日は、日本海から北日本に延びるでしょう。
18日(木)に、西日本から東日本を南下した後、19日(金)から20日(土)は、本州南岸に停滞する見込みです。また、前線上に低気圧が発生し、20日(土)にかけて本州付近を通過するでしょう。

18日(木)は、東海地方を前線が通過する際、活動がそれほど活発ではないため、所々で一時的に雨が降る程度となりそうです。
19日(金)は、湿った東風が入る三重県南部などでは降りはじめが早く、午前中から雨となる見込みです。19日(金)の午後は次第に雨の範囲が広がり、20日(土)にかけては広い範囲で雨が降り、雨量が多くなる所もありそうです。雨の降る時間や降る範囲には、まだ幅があるため、今後の気象情報に注意してください。

●厳しい残暑は18日(木)まで 19日(金)以降は気温低下

今週は、長く続いた暑さから、ようやく解放されそうです。前線が通過した19日(金)以降は、秋の空気が流れ込むでしょう。朝晩を中心に、秋らしさを感じられる日が多くなる見込みです。日中も、これまでよりも気温の上昇が抑えられそうです。なお、名古屋の最も遅い猛暑日の記録は9月20日ですが、今年は17日(水)が最後の猛暑日になるかもしれません。

●24日(水)~29日(月) スッキリしない日が多そう

24日(水)以降も、たびたび秋雨前線や湿った空気の影響を受ける見込みです。晴れ間が出る地域も、雲が多くスッキリしないでしょう。所々で雨が降る見込みです。
最低気温は平野部で20℃前後の所が多く、朝晩はしのぎやすいでしょう。最高気温は30℃前後の所が多く、平年よりもまだ高めですが、極端な暑さの日はなさそうです。秋らしい日が増えていくため、服装選びに気をつけましょう。

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