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10日は九州北部で大雨 13日~14日頃は日本海側で雨量多い 秋雨前線の動向注意


この先は秋雨前線の動きに注意が必要。明日10日の夕方にかけては九州北部で大雨になる所も。土砂災害などに注意、警戒。3連休中の13日(土)~14日(日)頃は、低気圧や秋雨前線の影響で北海道や東北、北陸で警報級の大雨のおそれも。

●明日10日 九州北部で大雨 土砂災害などに注意

明日10日から明後日11日は、本州付近に秋雨前線が停滞するでしょう。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の非常に不安定な状態が続きます。

九州から東北の広い範囲で雨が降るでしょう。明日10日の夕方にかけては西日本に活発な雨雲がかかり、九州北部では局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降るでしょう。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分ご注意ください。

今日9日から明日10日にかけて予想される1時間降水量(多い所)
山口県 50ミリ
福岡県 50ミリ
佐賀県 50ミリ
長崎県 50ミリ
明日10日18時までに予想される24時間降水量(多い所)
山口県 120ミリ
福岡県 120ミリ
佐賀県 120ミリ
長崎県 150ミリ

明日10日は関東甲信でも、雷を伴った非常に激しい雨が降る所もあるでしょう。落雷や竜巻などの激しい突風にご注意ください。

●3連休中の13日(土)~14日(日)頃 北海道や東北、北陸で警報級の大雨のおそれ

3連休中の13日(土)~14日(日)は、秋雨前線が日本海側に停滞しやすく、前線上の低気圧が北海道に近づく見通しです。

北海道や東北から九州の日本海側を中心に雨が降り、北海道には活発な雨雲やカミナリ雲がかかりやすいでしょう。東北から九州の日本海側も、局地的にカミナリを伴って雨脚が強まる所がありそうです。
北海道や東北、北陸では大雨になり、低気圧の発達の程度や前線の活動の程度によっては警報級の大雨になるおそれがあります。

●17日(水)以降 東京都心は暑さが和らぐ日も

17日(水)以降は、日差しの出る日もありますが、雲が広がりやすいでしょう。20日(土)~21日(日)は東海から九州、沖縄では30℃以上の真夏日になる日が多く、厳しい残暑が続きます。

気象庁は、今日9日(火)は「長期間の高温に関する全般気象情報」を発表しました。今後も更に1か月程度は暖かい空気に覆われやすく、全国的に気温が高い状態が続く見込みです。農作物や家畜の管理、熱中症対策などの健康管理に十分ご注意ください。

なお、19日(金)~22日(月)頃は、東北の太平洋側や関東では涼しい東よりの風が入るため、雨の降る日があるでしょう。最高気温は東京都心で26℃くらい、仙台で24℃前後と、厳しい暑さからはいったん開放されそうです。朝晩は東京都心でも20℃近くまで下がる日があるでしょう。服装でうまく調節して、体調を崩さないよう、お気をつけください。

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