
秋雨前線の影響で、明日10日(水)は西日本で雨が強まり、九州北部などで大雨のおそれ。土砂災害や低い土地の浸水など十分注意を。この先も1か月ほど高温傾向が続く。長引く残暑で体調を崩さないよう注意。
●前半(10日~16日) 10日は九州北部などで大雨のおそれ
明日10日(水)から11日(木)は、秋雨前線の影響で、九州から東北にかけて広く雨や雷雨。10日(水)は、西日本で局地的に降り方が強まり、九州北部など雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨のおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分ご注意ください。11日(木)は、関東や東海など東日本でも局地的に雨が強まるでしょう。短時間の激しい雨や落雷、竜巻などの激しい突風に注意が必要です。
12日(金)も関東と東海は曇りや雨で、日差しの戻る近畿から九州も所々でにわか雨がありそうです。
13日(土)からの3連休は、日本海側は秋雨前線の影響で雨の降る所があるでしょう。太平洋側は高気圧に覆われて晴れ間がでますが、湿った空気が流れ込みやすい東海など雨の降る所もありそうです。16日(火)は、いったん前線が離れるため、広い範囲で晴れる見込みです。
最高気温は、平年より高く、関東から西では32℃前後の所が多いでしょう。35℃以上の猛暑日になる所は少ないものの、曇りや雨で蒸し暑く感じられる日がありそうです。また、関東から西では、夜の寝苦しさが続きます。昼間だけでなく、夜も熱中症対策を万全にしてお過ごしください。
●後半(17日~22日) 残暑が長引く
17日(水)から19日(金)にかけて、北海道は雨が降りますが、東北から九州、沖縄は、晴れ間の出る日が多いでしょう。20日(土)は広く晴れて、お出かけ日和になりそうです。21日(日)と22日(月)は、東北から東海、近畿で曇りや雨。スッキリしないでしょう。北海道と九州は青空が広がる見込みです。
最高気温は、平年より高い所が多く、東海から西では30℃以上の日がほとんどでしょう。今日9日(火)、気象庁は、「長期間の高温に関する全般気象情報」を発表しました。それによりますと、今後、さらに1か月程度は、暖かい空気に覆われやすく、全国的に気温の高い状態が続く見込みです。長引く暑さで体調を崩さないように、十分ご注意ください。
