
LINEヤフー株式会社とPayPay株式会社は、JR東海・JR西日本・JR九州が提供を開始する新幹線予約サービス「LINEからEX」において、LINE上から東海道・山陽・九州新幹線の予約が可能になり、決済手段として「PayPay」が利用できるようになることを発表しました。新サービスは2025年10月4日(土)から提供を開始します。LINEは月間9,900万人が利用しており、PayPayは7,000万人の登録ユーザーがいることから、これらのプラットフォームを活用してEXサービスの利用拡大を目指します。

本サービスでは、LINE公式アカウント「東海道・山陽・九州新幹線予約」を友だち追加し、LINEアカウント連携および本サービス規約等への同意を行うことで、クレジットカード情報を登録せずに新幹線の予約が可能になります。パソコン版LINEでの利用はできません。支払いは提供開始時点で「PayPay」のみとなり、PayPayアプリのダウンロードおよびPayPayアカウントの登録が必要です。乗車時は登録済みの交通系ICカードまたは予約後に発行できるQRコードにより、チケットレスで乗車できます。
本サービスは「エクスプレス予約」および「スマートEX」とはサービス内容が異なります。PayPay株式会社は前払式支払手段(第三者型)発行者、クレジットカード番号等取扱契約締結事業者電気通信事業者、資金移動業者、銀行代理業、金融商品仲介業、電子決済等代行業などの登録・届出を受けており、一般社団法人日本資金決済業協会や一般社団法人日本クレジット協会にも加入しています。なお、「PayPay」ではPayPayマネー、PayPayマネーライト、PayPayポイントおよびPayPay商品券の4種類の電子マネー等が利用可能です。
PayPayマネーは所定の本人確認を経て開設したPayPayアカウントへ入金した金額の範囲内で決済に用いることができ、ユーザー間での送金や受け取りが可能であり、PayPay銀行を指定した場合には送金手数料が無料となる場合があります。PayPayマネーライトは購入して利用できる前払式支払手段であり、ユーザー間での譲渡が可能です。PayPayポイントは提携サービスや加盟店での決済に用いることができ、期間限定ポイントはLINEヤフーグループの一部サービスでの決済に限定される場合があります。PayPay商品券は指定された提携サービスや加盟店での決済に用いることができ、有効期限が設定されます。
詳しくは「PayPay銀行株式会社」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部小松
