
ざっくり、こんなバス
- 見栄えがする2階建て車両!
- 1階は4列シート、2階は3列シート
- 充電設備にトイレあり
バスに入ってみると…
では、早速車内を紹介していきますね。乗降は、バスを正面から見て右側面にあるドアから行います。

乗車すると、目の前にはトイレが。左手のカーテンの先には1階席、右手には2階席に上がる階段があります。


早速、2階に上がってみましょう。移動中の揺れに備えて、階段には手すりが付いています。

階段を上ったところには、移動中に何かあった際に運転士に連絡できるよう、電話が設置されています。

2階席の3列シートを紹介!
次に、2階席の3列シート周りの設備を紹介していきますね。2階席は横3列、奥に11列の独立シートで、29席あります。

3列独立シートはシックな色合いで、いかにも座り心地の良さそうなシートです。

シートをリクライニングさせると座面が前方にスライドし、より深くシートに包まれるような感覚がありましたよ。これがクレイドルシート…!

着席してみたところ、目の前には荷物を掛けるフックに降車用のブザー、メッシュポケットにはエチケット袋が入っていました。

ヘッドレストには上下可動式の枕が付いています。

足元にはレッグレストとフットレストが。

フットレストの形状は、席によって少々異なります。階段横や、2階席最前列など目の前に壁がある座席には、移動できるタイプのフットレストが置かれています。

2階席最前列シートの目の前にあるカーテンを開けると、さぞかし移動中の風景を楽しめるのだろうなと思いました。ですが、「ドリーム阿南・徳島号」は夜行便。移動中のカーテンの開け閉めはできないとのことです。こちらにも、運転士に連絡できるよう電話が設置されています。

3列独立シートには、通路とシートを区切るカーテンが付いています。

3列中央のシートにも、両脇の通路とシートを区切るカーテンが。

3列独立シートには各席、充電用のUSBポートが付いています。

1階席の4列シートを紹介!
ここで1階の座席についても紹介していきますね。1階席は横4列、奥に3列で8席あります。

4列シートの間にプライバシーを保てるカーテンが付いているのは、ありがたい仕様ですね。

1階席は、2階席のように座面が前面にはスライドせず、一般的な高速バスの4列シートと同様のシートになっています。

4列シートに着席してみました。ドリンクホルダーが足元に。メッシュポケットにはエチケット袋が入っています。

ヘッドレストには、ブラウンのカバーがかかっています。

4列シートの足元には、充電用のUSBポートがありましたよ。

以上、ジェイアール四国バスの2階建て車両、「ドリーム阿南・徳島号」について紹介しました。2階席の3列独立シートはいかにも快適そう。一方で、1階席の4列シートは移動中の階段の乗降に不安がある方や、トイレまで楽に移動したい方に向いているとのこと。
徳島~東京間の移動を予定している方は、是非とも利用を検討してみてくださいね。
※2025年11月時点で運行している車両です
※取材協力:ジェイアール四国バス
(為平千寿香)
