
今日30日の道内の最高気温は、平年より4度ほど高い所が多く、道南では25℃以上の夏日となった所もありました。この先5日(日)にかけては、平年より大幅に気温の高い状態が続きます。しかし6日(月)は、北海道付近を低気圧が通過し寒気をもたらすことで、その後の気温は平年並みに戻る見込みです。最高気温は20℃に届かず、最低気温は内陸を中心に一桁となる日も増えてくるでしょう。今のうちに寒さへの備えを進めておくとよさそうです。
●今日30日は、平年より4度ほど高めの気温に 道南では夏日の所も!
今日30日午後3時までの最高気温は、海風の流れ込んだオホーツク海側で平年並みにとどまった他は、平年より4度ほど高い所が多くなりました。
最も気温が高くなったのは、檜山地方の厚沢部町鶉で25.0℃と、道内では8日連続夏日となった所がありました。道内でシーズン最後に25℃以上の夏日を観測するのは、例年では9月29日頃ですが、今年はその日を過ぎても25℃以上の地点が出てきています。
なお、札幌では23.9℃と平年よりも4度ほど高い気温となり、9月上旬並みとなりました。
●5日(日)にかけて、気温は平年より大幅に高い 6日(月)以降は肌寒い日が多くなる
10月スタートとなる明日1日(水)の最高気温は、南よりの海風が入る道東で平年並みの他は、平年より高めの気温となるでしょう。道南方面を中心に時折雨が降るなど雲が広がりやすく、湿度が高めのため、ムシムシとした体感となりそうです。
2日(木)から5日(日)にかけては季節外れの暖かさが続きます。内陸を中心に25℃前後まで上がる所が多くなり、10月に入っても夏日となる所があるでしょう。この期間の道内は天気の大きな崩れはなく、日差しのもとでは汗ばむ陽気となりそうです。
しかし週明け4日(月)は低気圧が通過する影響で、広い範囲で雨となりそうです。そしてこの低気圧が寒気をもたらすことで、月曜日以降の気温は平年並みに戻る見込みです。
最高気温でも20℃に届かず、最低気温は内陸を中心に一桁となる日も増えてくるでしょう。今のうちにストーブの点検などをしておくとよさそうです。
