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北海道は季節がゆっくり進む1か月 近づく本格的な秋と冬の気配


今日28日(木)、札幌管区気象台から最新の1か月予報が発表されました。8月の道内はこれまでに厳しい残暑となる日が多かったですが、この先1か月も気温は平年より高く、季節の歩みはゆっくり進むでしょう。降水量は日本海側で平年並みか多く、太平洋側とオホーツク海側はほぼ平年並みの見込みです。また、日照時間は平年並みか多いでしょう。

●1週目(8月30日~9月5日) 天気は数日の周期で変わる 日中はまだ暑さが残る

明日29日(金)は道北やオホーツク海側では晴れ間がありますが、その他は雲に覆われて、午後は道南方面や道東を中心に時折雨の降る所があるでしょう。
30日(土)には、道内広く雨となりそうです。一昨日26日(火)から昨日27日(水)にかけての道北のような大雨とはならない見込みですが、外出には雨具が必要となるでしょう。31日(日)には雨がやみ、所々で晴れ間が出て、土曜日より日曜日のほうが外出日和となる見込みです。

しかし、9月のスタートとなる1日(月)は全道的に雨が降り、2日(火)も雨の残る所があるでしょう。所々で雨脚の強まる恐れがあります。3日(水)以降は天気が回復し、日差しを感じられる日が多い見込みです。
1週目の気温は平年より高いでしょう。朝晩の気温は秋らしさを感じる日も増えてきますが、日中は札幌や旭川、帯広など内陸を中心に真夏日(最高気温が30℃以上)に迫る日もありそうです。夏の名残のような暑さとなりますので、熱中症や食中毒には引き続き注意して下さい。

●2週目(9月6日~9月12日) 長引く夏の暑さに注意 大雨への対策も忘れずに

9月7日は二十四節気の白露です。草木に白い露が宿るようになる頃という意味で、暑さがおさまり秋の深まりを感じる季節になります。
しかし、2週目の道内も平年より高い気温が続き、暑さのピークは過ぎつつも、日中はまだ汗ばむ陽気となる日がありそうです。昨年の札幌は9月に入ってから13日連続で夏日(最高気温が25℃以上)となり、統計史上1位の9月の夏日連続記録となりました。今年もこうして夏のような暑さが長く続く可能性もあるため、体調を崩さないように注意が必要です。

天気は数日の周期で変わりますが、日本海側を中心に低気圧や前線の影響を受けやすい時期があるでしょう。
8月に入ってから道北や道南などで局地的な大雨となる日が多くなりました。札幌は9月の月降水量が1年の中で最も多いなど、9月も雨の降り方には油断できません。非常用品を確認しておくなど、もしもの時の備えはしっかりと行っておきましょう。

●3~4週目(9月13日~9月26日) 季節はゆっくり進むも、近づいてくる冬の気配

3~4週目の天気は数日の周期で変わり、気温は平年より高く、季節の歩みはゆっくりでしょう。
この頃になると、気温が平年より高めとはいえ、道内では朝晩はひんやりとした空気になる日も多くなります。こうした朝晩の冷え込みなどにより、秋の風物詩でもある紅葉も徐々に見頃を迎えていきます。今日(28日)、大雪山・黒岳山頂付近からは日本一早い紅葉スタートの便りが届きました。すでに一部は赤く色づいていますが、今後、約1か月半かけて、山頂から麓へと徐々に紅葉が色づいていく見込みです。

また、9月25日は旭岳の初冠雪の平年日です。全般に平年より気温の高い傾向は変わらない道内でも、一時的に流れ込む寒気によって、標高の高い山々では雪が降ってもおかしくない時季でもあります。本格的な秋に向けて季節がゆっくり進む道内ですが、9月下旬には少しずつ冬の気配を感じる地域もあるでしょう。

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