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まだまだ残暑が厳しい北海道 この先1か月の天気傾向について解説


本日11日、札幌管区気象台から最新の1か月予報が発表されました。天気は周期的に変わり、気温は平年よりも高く経過する見込みで、特に来週前半は内陸では30℃に迫る所もありそうです。季節の歩みは遅いものの、10月にかけては朝晩の冷え込みも強まり、湿度も減少傾向となっていきます。服装の調節や乾燥対策を心がけるとよさそうです。

●1週目(9/13~9/19) 変わりやすい天気 週明けは季節外れの暑さに

本日11日、札幌管区気象台から最新の1か月予報が発表されました。
この先1週間の道内は「秋の空は七度半変わる」ということわざがあるように、この時季らしい変わりやすい天気となりそうです。また、気温は平年より大幅に高くなる日がある見込みです。

明日12日は日中を中心に晴れてにわか雨の心配もありません。風も全般に弱く、湿度も低めで、洗濯物の外干しや屋外の作業などにもよい日和となるでしょう。
しかし土曜日の午後には道南方面から雨が降り出し、日曜日の午前中にかけて広い範囲で雨が降る見込みです。道南方面を中心に大雨の恐れがあるため、最新の気象情報に注意して下さい。日曜日の午後からは次第に天気は回復し、火曜日にかけて各地で秋晴れが広がりますが、水曜日は再び天気は下り坂となりそうです。

気温は特に、晴れ間の出る月曜日と火曜日に平年より大幅に高くなる見込みです。札幌や旭川、帯広など内陸では30℃に迫る所もありそうです。この時季でも熱中症や食品の管理には注意して下さい。

●2週目(9/20~9/26) 湿度は減少傾向 具体的な乾燥対策は

天気は数日の周期で変わり、気温は平年よりも高く経過する見込みです。

9月となり秋が深まってくると、湿度が減少傾向となる所が多くなります。
湿度が低いと肌やのどの乾燥につながるほか、体内からの水分の蒸発量が増え、脱水症状となることもあります。
ここから冬にかけては加湿器なども利用して、部屋の湿度を50~60パーセントに保つことが理想的です。

●3~4週目(9/27~10/10) 朝晩の冷え込みが強まる時季 今のうちから服装の準備を

引き続き天気は数日の周期で変わり、気温は平年よりも高く経過するでしょう。

二十四節気の一つである「寒露(かんろ)」とは、草木に冷たい露が降りるころという意味で、今年は10月8日です。内陸を中心に最低気温が低くなり、例年では旭川では9月29日頃、帯広では10月2日頃にシーズン初めての最低気温5℃未満が観測されます。季節の歩みは遅いものの、朝晩の冷え込みが強まる時季のため、今のうちから寒さに対する服装の準備を進めていくとよさそうです。

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