INFORICHが運営するモバイルバッテリーシェア「CHARGESPOT」が、2025年10月17日からNewDaysの4店舗にトライアル設置を開始しました。駅利用者の利便性向上と災害時の電源確保を狙う今回の取り組みは、駅ナカでの充電需要にどう応えるのか注目です。
株式会社INFORICHは、モバイルバッテリーのシェアリングサービス「CHARGESPOT」を、JR東日本クロスステーションリテールカンパニーが運営する駅ナカのコンビニ「NewDays」4店舗にトライアル設置しました。設置開始日は2025年10月17日で、対象店舗はNewDaysグランスタ丸の内北口店、グランスタ丸の内南口店、八重洲中央改札内店、神田南口改札外店です。各店舗に10スロットタイプを1台ずつ設置しています。
今回の導入目的は二つあります。日常的には、乗り換え案内や地図アプリ、電子チケットなどでスマートフォン利用が増える駅利用者の利便性を高めることです。災害時には電源確保が重要であることから、駅という生活拠点に常設の充電手段を置くことで、社会的機能の強化も意図しています。利用状況に応じて、今後の設置店舗数拡大を検討すると両社は発表しています。
「CHARGESPOT」は対応アプリでQRをスキャンして簡単にレンタルできる仕組みです。プレスリリースによれば、2025年6月時点で日本全国に約55,000台を設置し、香港や台湾、タイなど海外でも展開しています。今回のように駅ナカコンビニに置くことで、短時間の利用や高い回転率が見込まれます。INFORICHは今後も駅や商業施設など、人が多く訪れる場所を中心に充電環境の提供を推進するとしています。
詳しくは「株式会社INFORICH」の公式ページまで。
レポート／DXマガジン編集部
