工場で頻発する通信トラブルとサイバー脅威に、もう悩まない。NTT東日本が2025年916日から、設計〜構築〜運用支援まで一括で担う「BizDriveファクトリーネットワーク」を提供開始します。現場に即した“止まらない・乱れない・侵入させない”設計でDXの実行力を高めます。
ワンストップで「止まらない」工場を作る仕組み
NTT東日本の新サービスは、工場ネットワークのアセスメントから設計、構築、運用支援までをワンストップで提供する点が核です。コンセプトは「止まらない」「乱れない」「侵入させない」です。産業用プロトコル対応や耐環境性のある機器を採用し、ネットワーク冗長化やQoS設計で制御系通信を優先します。
無線は事前アセスメントに基づくAP配置と干渉対策で安定化を図ります。OT特有のサポート切れOSや脆弱性にはネットワーク分割や深層パケット検査を組み合わせた現場対応で対処します。さらに接続機器やトラフィックを可視化することで、未承認デバイスや異常通信の早期検出を可能にします。パートナーとしてTXOne、Moxa、フォーティネットジャパン等の製品を組み合わせ、各工場の実情に合わせたカスタマイズ提供が可能です。提供開始は2025年9月16日で、料金は環境や要望により変動します。
現場に最適化したネットワーク設計と運用一体型の支援で、DX投資の実効性を高める選択肢が増えました。まずは現状の可視化から始めることが重要です。
詳しくは「NTT東日本株式会社」の公式ページまで。
レポート／DXマガジン編集部 權
