
オンプレ資産を止めずにAzureへ拡張できるとしたら、DXの壁は一気に下がります。Hitachi VantaraのVSP OneがMicrosoft Azure Marketplaceで提供開始となり、運用の簡素化と最大40%のストレージコスト削減を掲げて登場しました。あなたのクラウド戦略はここから変わる可能性があります。
なぜVSP OneはDX推進の鍵になるのか
Hitachi Vantaraは、VSP One SDSをAzure Marketplaceで提供開始しました。これにより、Azure上で即座に利用できるソフトウェア定義ストレージとして、企業はAzureの拡張性と信頼性を活かしつつ、オンプレミスとの一貫したデータ管理を実現できます。プラットフォームは単一のコントロールプレーンでのシンプルな展開・管理を目指しており、生産性と運用効率の向上に寄与します。
組み込みのデータ圧縮やシンプロビジョニング、レプリケーションといった機能が標準で提供され、これらによりクラウドストレージのコストを最大40%削減できるとしています。双方向の非同期レプリケーションは災害復旧能力を強化し、障害時の稼働時間と復旧時間を短縮します。また、VSP Oneはブロック、ファイル、オブジェクトを統合する単一基盤を提供するため、データサイロの解消と可視性向上にも寄与します。
結果として、企業はワークロード移行やテスト、スケールを止めることなく実行でき、DevOpsサイクルの加速や柔軟なインフラ計画、堅牢な事業継続性を図れます。Hitachi Vantaraはパートナーエコシステムを通じて段階的なモダナイゼーション支援を強調しており、日本国内向けのAzure Marketplaceでの販売は9月30日開始予定です。
詳しくは「Hitachi Vantara」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權
