
目黒区が驚きの40事所を対象に、ケアプランデータ連携システムの導入を「伴走支援」で一気に進めます。個別訪問での設置からサポートデスクまで、現場に寄り添う支援体制が整備されます。
導入支援の具体内容と参加組織の役割

目黒区の「ケアプランデータ連携システム導入サポート業務」は、区内の介護保険サービス指定事業所および地域包括支援センターなど、区が指定する40事業所を対象とします。支援は個別訪問を基本とし、IT環境の確認、システムのインストール支援、操作方法の説明を行い、導入完了まで伴走します。導入後もサポートデスク(コールセンター)を設置して日常的な問い合わせに対応します。さらに、連携システムを活用した事務フローの見直し提案や、介護事業所向けサポートサイトの設置・運用により、現場での定着を図ります。
今回の事業には、現場運営の知見を持つ組織が参画します。善光総合研究所(所在地:東京都港区南青山6-6-22、代表取締役社長:宮本隆史)は、社会福祉法人善光会で培った運営ノウハウを在宅サービスへ展開する趣旨で参画しています。善光総研はDXプラットフォーム事業(SCOP)を展開し、国立研究開発法人日本医療研究開発機構理事長賞を受賞したSaaSの提供実績や、受験者数10,000名を突破したスマート介護士試験事業の経験を持ち、現場の定着支援を担います。
目黒区は導入から運用まで包括的に支援し、在宅介護のデジタル化を現場に根付かせようとしています。40事業所を対象とした伴走支援は、運用定着を重視した実務的な取り組みです。
詳しくは「善光総合研究所」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權
