
若年層の“今”を映し出す調査結果が発表された。株式会社digdigは、Z世代・α世代を中心にしたフォロワーを対象に「2025年上半期トレンドランキング」を実施。SNSで使われる言葉から人気アプリ、キャラクターまで、260名の回答を集計し、移り変わるカルチャーの実態を明らかにした。
SNSからファッションまで 「メロい」流行と平成リバイバル
調査では、SNSワード部門で「メロい」が1位(70.2%)を獲得。従来の「エモい」を超え、まっすぐな感情を表現する言葉として浸透している。続いて「かわいいだけじゃだめですか?」や「ビジュいいじゃん」など、シンプルかつ直感的なフレーズが支持された。
また、ファッションやアイテムでは“平成っぽさ”を取り入れる動きが広がり、懐かしさが新鮮と感じられる逆輸入的トレンドがZ世代に響いている。さらにアプリ部門では、ChatGPTやBeReal、EPICといった海外発のサービスが再注目され、自然体やリアルを大事にする価値観と合致して人気を集めた。
キャラクターでは「ラブブ」や「ハローキティ」、アイドル部門では「CUTIE STREET」や「超ときめき♡宣伝部」がランクインするなど、幅広いカルチャーがランキングに並んだ。
今回の調査は、Z世代・α世代のリアルな感覚を反映しており、若年層に響くマーケティングや商品開発のヒントとして注目される。
詳しくは株式会社digdigの公式発表まで。
レポート/DXマガジン編集部
