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なぜミャクミャクは長く伸びたのか? 単発バズで終わらない運用条件を検証


イー・ガーディアンが発表した「SNS流行語大賞2025」では、大阪・関西万博の公式キャラクター『ミャクミャク』が大賞に。X上で累計450万回超の言及を記録し、万博期間を通じて継続的に話題化した事実を中心に、発表データから読み取れる組織のDX的示唆を整理します。 

継続的な話題化が示す実務的示唆 

イー・ガーディアンの集計は、2025年1月1日〜10月31日のX投稿を対象としており、『ミャクミャク』が累計450万回以上つぶやかれ大賞に選ばれました。話題量のピークは万博閉幕の10月で約109.7万件、開幕の4月にも約80.5万件を記録し、期間平均は約58.6万件と高水準で推移しています。これらの数値は、単発のバズではなくイベント期間を通した継続的な関心の高さを示しています。  

イー・ガーディアンは総合ネットセキュリティ企業として投稿監視やソーシャルリスニング、広告審査、生成AIを使ったITソリューション開発に注力しており、今回の集計はその分析領域の成果とも言えます。プレスリリース内でも、ユーザーによるグッズ購入報告や街中での発見報告といったUGCが多く投稿された点が強調されており、リアルの体験とSNS発信が相互に増幅したことが裏けられています。  

カテゴリ別ランキングでは、ゲームが『モンスターハンター』、漫画・アニメが『機動戦士ガンダム』、ドラマ・映画が『鬼滅の刃』、食べ物・モノが『Nintendo Switch 2』と、固有名詞の強い拡散力が明確に出ています。また、3位の『エッホエッホ』や2位の『備蓄米』など、個人投稿や社会的事象が大規模な話題化につながる事例も示されました。イー・ガーディアンのSNS分析担当は、今回の結果から「一般ユーザーの投稿が流行語を生む可能性」を指摘しており、ソーシャルの可視化が企業の運用とガバナンスにとって重要であることを強調しています。 

流行語の可視化は単なる話題追跡にとどまらず、組織が顧客接点を設計するためのデータ資産となります。イー・ガーディアンの集計は、ソーシャルデータと運用体制を結びつける重要性を改めて示しました。 

詳しくは「イー・ガーディアン株式会社」の公式ページまで。  
レポート/DXマガジン編集部 

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