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昨日14日から大荒れが続く北海道 今後の雪や風の見通しは


昨日14日から北海道では道東方面を中心に雪や風が強まり、大荒れの天気となりました。本日15日正午までの24時間降雪量が道内で最も多くなったのは紋別地方の遠軽町白滝で72cmでした。道東方面では今日の夜のはじめ頃にかけて猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害に警戒して下さい。明日以降はしばらく極端な大雪はない見込みですが、12日金曜日からは気温が平年よりも高く、日本海側や太平洋側西部を中心に雨が降る見込みです。雪解けが一気に進むため、屋根からの落雪やなだれ、路面状況の変化に注意が必要です。

●昨日14日から雪や風が強まった北海道 記録的な大雪や暴風となった所も

昨日14日から今日15日にかけて、前線を伴った低気圧が北海道付近を急速に発達しながら通過しました。このため北海道では道東方面を中心に雪や風が強まり、大荒れの天気となりました。

本日15日正午までの24時間降雪量が道内で最も多くなったのは紋別地方の遠軽町白滝で72cmで、また帯広では51cmと12月としては統計史上3位の雪の量となりました。他にも紋別地方の遠軽では、本日15日午前8時までの12時間に60cmの雪が降るなど、通年における統計史上1位の雪の降り方となった所もありました。
風も道東方面を中心に強まり、根室地方の中標津町上標津では40.5メートルと統計史上1位の風の強さとなりました。他にも道東方面のアメダス3地点で統計史上最も強い最大瞬間風速を更新しました。

●20日土曜日頃は平年よりも大幅に気温が高くなる見込み 屋根からの落雪やなだれなどに注意

道内の雪や風のピークは過ぎつつありますが、道東方面では今夜(15日)午後9時頃までは猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害に警戒して下さい。明日16日~18日木曜日にかけては、日本海側を中心に所々で雪が降りますが、極端に量が多くなることはないでしょう。
しかし19日金曜日~21日日曜日は、日本海側や太平洋側西部で天気が崩れる見込みです。この期間の気温は平年より大幅に高い所が多く、特に20日土曜日は函館で11℃、札幌も8℃まで上がる予想となっています。これまでに降った雪が各地で急速に解けていきますので、屋根からの落雪やなだれ、路面状況の変化に十分注意が必要な週末となりそうです。

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