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日本海側で積雪急増 5日午後も北海道や東北で雪が続く 路面凍結などに注意


強い寒気の影響で北日本や北陸の山沿いで大雪となっています。福島県の桧枝岐や只見では、今日5日午前9時までの48時間に65cmの雪が降ったほか、新潟県の守門では積雪が24時間で40cm以上急増しました。午後も北海道や東北では雪が続き、積雪が多くなるとみられ、路面の凍結などに引き続き注意が必要です。

●北日本や北陸の山沿いで大雪 積雪急増も

日本付近に流れ込んでいる寒気の影響で、北海道や東北、北陸の山沿いの地域を中心に雪の量が多くなっています。今日5日午前9時までの48時間に降った雪の量は、桧枝岐(福島県)と只見(福島県)でそれぞれ65cmとなっているほか、守門(新潟県)で60cm、大井沢(山形県)で56cm、さらには、祭畤(岩手県)でも53cmと大雪になっています。

積雪も多くなっていて、午前11時現在の積雪深は、酸ヶ湯(青森県)で100cmを超えているほか、守門(新潟県)では、58cmと、昨日4日午前11時から41cm急増しました。

●午後も雪が続く 路面凍結などに注意・警戒を

午前11時現在、長野県北部の大北地域には大雪警報が発表されていて、今日5日昼過ぎにかけて断続的に強い雪が降る見通しです。大雪や路面の凍結による交通障害に警戒が必要です。
北海道の日本海側や、東北、北陸では午後も雪が降り、積雪がさらに増えるでしょう。北陸では次第に雨に変わりそうです。
北海道や東北でも明日6日(土)未明には雪の範囲が狭くなるでしょう。明日6日(土)は雪ではなく、雨の所が多くなりそうです。

明日6日(土)には寒気が抜ける見通しで、積雪となった地域でも晴れて気温の上がる所が多くなりそうです。積雪の多い地域ではなだれに注意してください。また、一旦融けた雪が、夜間に冷えて凍ることもあるため、引き続き路面の凍結には注意が必要です。

●雪道の運転 注意するポイントは

雪道で、車を運転する場合は、スノータイヤを装着し、急発進、急停車にならないよう、普段よりもゆっくり慎重に運転してください。車間距離は普段の倍以上とりましょう。トンネルの出入り口や橋の上などは路面が凍結しやすいため、特に注意が必要です。通行止めや渋滞の情報をあらかじめ確認してから出かけましょう。

2輪車(バイクや自転車)は転倒のおそれが非常に高いため、運転しないでください。公共交通機関を利用する場合は、間引き運転や減速運転により、普段より時間がかかり、混雑することが予想されます。運行情報や迂回ルートを確認してから行動してください。

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