
明日17日(月)は、北海道や東北は暴風や強風により荒れた天気で、雨が次第に雪に変わるでしょう。山沿いを中心に大雪や吹雪になりそうです。東北の日本海側は、平地でも雪が積もる所がある見通しです。交通機関にも影響が出るでしょう。また、18日(火)から19日(水)頃は西日本まで雪の範囲が広がり、長野県は平地も積雪の恐れがあります。北陸や関東甲信、近畿や中国地方の山沿いでも今シーズン初めての積雪となるでしょう。
●北日本中心に荒れ模様 東日本や西日本も強い風に注意
明日17日(月)は、低気圧が急速に発達しながら北日本付近を通過し、その後、今季一番の強い寒気が流れ込むでしょう。
全国的に風が強まり、交通に影響が出る所がありそうです。
北海道や東北の日本海側は断続的に雨が降り、次第に雪に変わる見通しです。あちらこちらで雷を伴った雪や雨が降りそうです。道北は暴風が吹く恐れがあり、冬の嵐になる恐れがあります。道央でも、吹雪になる所があるでしょう。
北海道や東北の太平洋側は次第に天気が下り坂に向かい、昼頃から天気が崩れる見通しです。次第に風が強まるでしょう。
北陸は早い所では午前中から雨が降り出し、雷雲が発生する所があるでしょう。沿岸部を中心に風が強まり、横殴りとなりそうです。
関東甲信と東海や四国はおおむね晴れますが、標高の高い地域では、次第に雨雲や雪雲が流れ込むでしょう。
近畿や中国地方は、太平洋側は午前中は日が差すものの、午後は雲が増えて、一時的に雨が降る所がありそうです。日本海側は雲に覆われ、午後は雨が降り出すでしょう。
九州は日差しが届きますが、雨のぱらつく所がありそうです。
沖縄は一日を通して雲が多く、午後は傘の出番があるでしょう。
●明後日18日(火)から19日(水)は西日本の山沿いまで雪のエリア広がる
明後日18日(火)が寒気のピークとなり、19日(水)にかけて寒気の影響が残る見込みです。
18日(火)は、北海道や東北は断続的に雪が降り、北陸、北関東の山沿いや、岐阜県、長野県にも雪雲が流れ込むでしょう。
夕方以降は、近畿北部や中国地方の山地でも雪が降って、積雪となる所がある見通しです。
特に、18日(火)の夕方から19日の朝にかけて雪や雨の降り方が強まり、東北の山沿いを中心に大雪になるでしょう。
北海道や北陸もの山間部でも、雪の量が多くなる見通しです。
また、北海道だけでなく、東北の日本海側や長野県の平地でも雪が降り、積雪となる所がありそうです。
東北から中国地方の峠道を中心に、今シーズン初めての積雪となるでしょう。冬用タイヤを着用し、雪による交通霜害にご注意ください。
●シーズンはじめの雪道にはご注意を
冬の時期に雪の多い所に住んでいる方でも、ひと夏を過ぎると、雪道での車の運転感覚を忘れがちです。シーズン最初の雪は、たとえ雪に慣れている方でも、以下の2つのことに注意が必要です。
(1)必ず、スタッドレスタイヤに交換するか、タイヤチェーンを装着しましょう。スタッドレスタイヤは、溝が十分にあるかどうかを、事前に確認してください。あまり使っていないスタッドレスタイヤでも、時間が経てば、劣化が進みますので、シーズン前に点検が必要です。
(2)たとえ急いでいても、急ブレーキ、急なハンドル操作、急発進、急な車線変更など「急」のつく運転はやめましょう。「急」のつく運転をしてしまうと、車がスリップしやすくなります。車を発進する時や上り坂では、タイヤが空転してしまわないよう、アクセルをじわりと踏み込んでください。下り坂では、エンジンブレーキを基本として、アクセルとブレーキも適度に調整して、速度を落としてください。
