
今日10日(水)は、猛暑日地点はグッと減りましたが、それでも名古屋や京都では最高気温35℃以上の猛暑日となりました。これで名古屋は今年50日目、京都は59日目の猛暑日となり、過去最多記録を更に更新しました。明日11日(木)~12日(金)は猛暑日地点がゼロの予想ですが、13日(土)~15日(月:敬老の日)の3連休は再び猛暑となり残暑が厳しいでしょう。この先、猛暑はいつまで?
●今日10日は名古屋や京都で35℃以上 猛暑日最多記録を更に更新
今日10日は、西日本から東日本に停滞する秋雨前線の影響で、九州~東北では曇りや雨の所が多く、最高気温35℃以上の猛暑日地点はグッと減りました。
15時までの最高気温は、滋賀県大津市36.0℃、千葉県市原市の牛久と京都府京田辺市、大阪府堺市で35.6℃、名古屋市35.0℃など、猛暑日地点は12地点と、昨日9日の80地点より大幅に少なくなりました。
ただ、それでも、名古屋市や京都市では、35℃以上の猛暑日となり、年間の猛暑日日数は名古屋市で50日目、京都市で59日目と過去最多を更に更新しました。
その他、福岡市30.3℃、大阪市34.8℃、東京都心31.6℃など、最高気温30℃以上の真夏日は340地点と全国アメダスの3割で観測。晴れ間がでた北海道は札幌で27.2℃と8月上旬並みでした。
●11日(木)~12日(金)は猛暑日ゼロ予想 3連休から再び厳しい残暑
明日11日(木)~12日(金)にかけて、西日本~東日本に秋雨前線が停滞するでしょう。九州~東北にかけて広く雨が降り、最高気温35℃以上の猛暑日地点はゼロの予想です。
ただ、3連休は再び猛暑となり、残暑が厳しいでしょう。
東海~近畿を中心に、最高気温35℃以上の猛暑日となり、名古屋など更に猛暑日の最多記録を更新する予想です。
大阪や京都は3連休を過ぎた後、16日(火)に35℃以上の猛暑日が予想されています。
ちなみに、今年これまでに最も猛暑日が多いのが大分県日田市で60日です。国内の年間猛暑日の最多記録は福岡県太宰府の62日(2024年)ですが、この先、日田市や京都市などでこの記録を更新する可能性があります。
「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、この先、秋のお彼岸(23日)頃になると、厳しい残暑はおさまり、東京都心でも最高気温が30℃を下回る予想です。
今年は猛烈残暑が長く続くため、引き続き、熱中症に注意が必要です。
