
エンゼルス菊池雄星投手(34)が14日、岩手の室内練習場で野球教室を開催した。ドジャース大谷翔平投手(31)も所属した「水沢リトル」の選手ら計60人の子どもたちを相手に、身ぶり手ぶりも交えながら指導した。
ノック、ゴロ捕球の手本を示した菊池は「非常に能力が高い選手がたくさんいたので、岩手の野球はこれからさらに盛り上がるんだろうなと確信した」と笑顔で話した。
近年、菊池やドジャース大谷、佐々木、スタンフォード大・佐々木麟太郎ら岩手出身の選手が海外を舞台に活躍する。「昔は岩手だからできないだったのが、今は岩手だからできるっていうふうにマインドが変わっているのかな」と分析した上で決意を込めた。
「我々が活躍することであの人もできたんだから、僕らもできるよねっていう思いが一番大事なんで」
無限の可能性を秘める子どもたちを自らのパフォーマンスで勇気づけることを誓った。
