
カブス今永昇太投手(32)が、プロとして「感覚をつかんだ1球」を明かした。14日、都内で「THE BASEBALL INTELLIGENCE 2025 supported by AHSホールディングス-トッププロの頭脳と技術を届けるドリームコーチング-」に出席。巨人大勢投手と対談する中で、3年前に得た、投球のコツを説明した。
DeNA時代の22年の自主トレでのこと。「これかもしれない」という1球があったという。テイクバックで左肘、左手首の角度を決める際に「腕が勝手に振られる」という感覚をつかんだという。
「力が入ると力を入れるのは違う。ボールが落下するぐらい、力を抜く。(ボールを落とすと)怖いぐらい力を抜く。力を抜く練習をしてほしい」と力説した。それまでは指先などの「感覚重視派だった」という。
今永は22年、3年ぶりに11勝を挙げた。防御率2・26は。キャリアで最高だった。
