
<J1昇格PO:千葉1-0徳島>◇13日◇決勝◇フクアリ
J2・4位の徳島ヴォルティスが敵地で、ジェフユナイテッド千葉とのJ1昇格プレーオフ決勝に0-1で敗れ、5年ぶりのJ1昇格を逃した。
試合序盤はボールを握るも、徐々に相手の圧力を受けて劣勢に。前半を0-0で折り返した。
リーグ順位で劣るため、昇格には得点が必要で、後半開始から前に出る。勢いを増すと、相手陣に押し込んでチャンスを伺ったが、同24分に一瞬の隙を突かれて失点。終盤は攻め込んだが、最後まで1点が遠く、あと1歩及ばなかった。
増田功作監督は、「まず、ジェフユナイテッド千葉さんにJ1昇格おめでとうと言いたいです」と切り出し「自分としては2度昇格を目の前で見る一番悔しいシーズンになった。ヴォルティスの旗を振って後押ししてくれたサポーター、徳島のパブリックビューイングで後押してくれた人たちの思いに応えられなかった責任を自分自身感じています」。最終節でV・ファーレン長崎の昇格を見せつけられたことも含めて悔しがった。
続けて「選手は勇気を持って最後の最後の1分1秒まで走りきってくれた。その中で結果が出なかったのは、指導者としての力のなさ、悔しさをかみしめ、クラブに申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪した。
敗因は「シーズンを通して得点を取れなかったこと」とし、「何回かチャンスあった。ただ0だったので、まだまだ自分の力不足」と嘆いた。今後について「どうなるか分からないけど自分も選手も人生は続いていくので前を向いて進んでいきたい」と絞り出した。
