「本当にアマゾンからの連絡？」と迷ったとき、安易にリンクを押すのは危険です。ここではアマゾンが示す3つの確認ポイントと、公式機能「メッセージセンター」を使った安全確認手順をわかりやすく整理します。被害を未然に防ぐための実務的な手順を今すぐ確認してください。
メッセージセンター確認・送信元表示・リンク取扱いの3点
フィッシング詐欺メールは実在する組織を装い、個人情報やアカウント情報を不正に取得しようとする手口です。まず最も確実な確認方法はAmazon.co.jpのメッセージセンターをチェックすることです。メッセージセンターには注文確認や発送通知、アカウントに関する重要なお知らせなど公式連絡が格納されます。受け取ったメールと同じ内容の通知がメッセージセンターにも存在すれば、公式連絡である可能性が高く、安全に内容を確認できます。ただし、種類によってはメッセージセンターに入らない通知がある点には注意してください。
次に、主要メールサービス上の送信元表示を確認してください。Gmail、Appleメール、Yahoo!メール、ドコモメールでは、正式なアマゾンからのメールにロゴや公式アカウントマーク（✓）が表示されます。これらのマークがない、あるいは警告表示がある場合は疑ってかかり、公式サイトやアプリのメッセージセンターで突き合わせてください。一方で、PCにインストールしたOutlookなど一部のメールソフトではこれらの表示が出ない場合があることも理解しておきましょう（2025年10月現在の仕様記載に基づく説明です）。
最後に、不審なメール内のリンクや添付ファイルには絶対に触れないでください。巧妙に偽装されたリンクをクリックするとフィッシングサイトに誘導される恐れがあります。不審な連絡は返信せず、公式サイトやメッセージセンターから直接確認してください。不審なメールを受け取った場合、アカウントをお持ちのは「不審な連絡について報告する」ページから報告し、アカウントをお持ちでない方は受信専用アドレス（reportascam@amazon.com）へ転送してください。また、既にクレジットカード情報やアカウント情報を入力してしまった場合は、カード会社への連絡やパスワード変更などの対応を行ってください。
詳しくは「Amazon」の公式ページまで。
レポート／DXマガジン編集部 權
