
お笑いコンビ霜降り明星の粗品(32)が13日放送の日本テレビ系「女芸人No.1決定戦 THE W 2025」で大会初審査員を務め、話題となっている。3日に更新した自身のYouTubeチャンネル「粗品のロケ」の「最近のお笑いニュースを語る粗品」と題した動画内で「THE W」の乗っ取り計画を明かしていた。
粗品は動画内で「粗品のロケの企画で『粗品がTHE Wに挑戦する』という企画があったんですよ、あれ何年前? 大阪で撮ったよな」と切り出した。
2、3年前の構想だという。「(THE Wのレベルが)こんなんなんやと。俺、優勝するわと。俺がネタ書いて。で、俺がネタを書いたことを伏せて誰か女性の方に協力してもらって。俺の書いたネタで実際予選やってもらって。で、優勝したらこのユーチューブでネタバラシしようやと」と打ち明けた。
実際に人選も決まっていたという。同チャンネルの当時スタッフの友人の友人の一般女性に白羽の矢が当たった。「ちゃんと話して。大阪の(吉本)本社で。興味がある人を探して。俺が100でネタ書くけどいいですか?と。『いいですよ』と」と当時を回想。優勝した場合も想定し綿密に打ち合わせをしたという。
「よしでこれでいこうとなったから(粗品の単独ライブ)『電蟹』で毎月毎月、トップ3ぐらいにウケてるフリップ(ネタ)を全部隠してんねん。これ世に出してない。なぜなら、それ、その子にあげようと思ったから」と告白。粗品が得意とするフリップ芸でウケたネタを自身のユーチューブにアップせず、封印していたと明かした。
「いいのたまってきたと。さぁ予選始まりそうですと。2年前。動画審査です、やりましょうかとなった時にその方、ケガされるんですよ。で、ネタに影響が出そうなケガの仕方やったから、見送りましょうか」と実際に出場を見送った経緯を説明。その後、当該女性が環境の変化などもあり、翌年以降の挑戦はなくなったという。
そして今年の夏「そんな話をしてたら」、粗品のスタッフから「ちょっと興味があります」と語る別の一般女性を紹介されたという。「ただ、俺、審査員が決まりかけていたから、もうこれなしになったんよ。だから変なことになるとこやった」と明かした上で「あれやってても面白かったよな」と語った。
粗品は「THE W」の初審査員で強烈な存在感を示した。大会前の番組公式Xの動画では「レベルが低すぎる」「日テレが血の海になったらすみません」などとコメント。実際の審査でも「正直1秒も面白くなかった」「優勝賞金1000万円にしてはレベルの低い大会」などと辛口で語り、話題となっていた。大会の優勝はニッチェだった。
