
AKB48劇場20周年特別記念公演が、グループの劇場公演デビューからちょうど20年を迎えた8日、東京・秋葉原の専用劇場で行われた。
4日から7日まで行われた日本武道館での公演を終え、グループのルーツでもある劇場に戻ってのパフォーマンス。現役メンバー全員がステージに立ち、総監督倉野尾成美(25)は「改めて20周年の思い、20年のAKB48を感じながらパフォーマンスさせていただきます」と意気込んだ。
終盤には、前田敦子(34)、高橋みなみ(34)、峯岸みなみ(33)らグループの1期生16人と、1.5期生の篠田麻里子(39)が登場した。
峯岸は昨年12月にリニューアルした劇場に初めて訪れたといい、「すごくお金がかかってる」と驚き、現役メンバーへの期待の高さを感じたという。「これからのAKB48がより楽しみになった」と期待を込めた。
最後はOGも含めて「桜の花びらたち」を歌唱した。倉野尾は「昨日まで武道館で6公演。次の日に劇場公演に立って、アットホームな温かい空気があって、劇場にしかない良さがあるなと感じました」と話した。「1期生の皆さんが1から作ってくださったように、21年目以降も劇場を大切に、守っていきたい」と覚悟を口にし、新たな一歩を踏み出した。【寺本吏輝】
