
「AKB48 20th Year Live Tour 2025 in 日本武道館~あの頃、青春でした。これから、青春です~リクエストアワーセットリストベスト20」が4日、東京・日本武道館で行われた。
ファン投票を行い、上位20位に入った曲をパフォーマンス。ダンスナンバー「根も葉もRumor」で、いきなりボルテージを大きく上げて開幕した。
4代目総監督の倉野尾成美(25)が「盛り上がっていますか~!」と呼びかけると大歓声が上がった。 続けて披露した「ゆいりー」ではOGの村山彩希(28)が、「カラコンウィンク」では柏木由紀(34)が登場。どよめきと大きな拍手が起こった。
純白のドレス衣装に身を包んでソロ歌唱した村山は、OG1人目の登場となり「ゆいりー史上一番緊張しました」と笑った。自身の卒業楽曲が入賞したことでの歌唱に「投票してくれてありがとうございます」と笑顔で感謝した。
柏木も、自身がセンターを務めた卒業シングルでの登場となった。「私のファンは(票を)入れていないらしい」と話し、笑いを誘ったが、その分、「『カラコンウィンク』が好きだという方が入れてくださったということで、本当にありがとうございます」と話した。
また、センター曲「知ったかぶりのその下に」を披露した新井彩永(20)は、練習を積み重ねてきたというバク転を一発成功でやってのけ「今までで一番」と大喜びした。
さらに、サプライズで19期研究生の正規メンバー昇格も発表された。伊藤百花(21)、奥本カイリ(18)、川村結衣(19)、白鳥沙怜(15)、花田藍衣(20)の5人全員が昇格となった。
倉野尾が代表して1人ずつ名前を読み上げた。伊藤は「皆さんのおかげです。ありがとうございます」と思わず涙。「5人全員で、たくさんの方の前で昇格できたことがうれしいです。この5人で、19期生として居られたことが誇らしいです。これからより一層自覚を持ってがんばります!」と力強く宣言した。
終盤には、21期生がお披露目された。お披露目されたのは、髙橋舞桜(15)、牧戸愛茉(えま=18)、森川優(17)、渡邉葵心(きこ=18)、田中沙友利(16)の5人。「#好きなんだ」を笑顔で初々しくパフォーマンスした。公演前の取材で田中は「私も誰かの憧れに、活力に」と強い思いを話していた。
第3位から1位に入賞した楽曲はフルサイズで歌唱となった。3位の「47の素敵な街へ」ではファンが「言いたいことがあるんだよ!」から始まる通称“ガチ恋口上”のコールでこの日一番の盛り上がりを見せた。
熱気あふれるライブを通して見事1位に輝いた楽曲は「抑えきれない衝動」だった。センターを務めるのは福岡聖菜(25)。同曲の歌詞に合わせ「悔しい思いをすることもたくさんあるけれど、たくさんの事を愛して、夢を持って進んでいきたい。ありがとうございました!」と目に光るものをためて話した。
20周年を記念した4日に渡る武道館公演の初日、大盛り上がりのスタートを切った。
