
フリーアナウンサー笠井信輔(62)が、1日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木曜深夜1時)に出演。フジテレビを退社した理由を語った。
この日は、1987年(昭62)入社の同期でフリーアナの中井美穂とトーク。笠井は19年に退社するまで33年間フジテレビに在籍し「最後まで自分はやり遂げようと思っていたから。定年まで」と勤め上げる意思があったと語った。
定年前に退社した理由については「(出演していた)『とくダネ!』がそろそろ終息期になっている時に視聴率が上がらなくなって、伊藤(利尋アナ)と山﨑(夕貴アナ)が2人入ってきて。自分のしゃべる時間が1回につき2分もなくなったのよね」と回想した。
当時番組ではディレクター的な役割も担っており「原稿書いてマルチ書いてってやってて、そっちの仕事が増えてきて。『もう後輩指導に専念してほしい』みたいな感じになってきていて」と会社が求める役割の変化を実感。「出るのもいいけど、本当に1分とか2分しかしゃべらなかったから。これはフジテレビは僕のこと必要としてないなと思って、それで辞めたんだけど」と打ち明けていた。
