ナレッジワークは2025年11月28日、新プロダクト「ナレッジワークAI営業ロープレ」の提供を開始しました。AIアバターによる実商談さながらのロープレと定量・定性のフィードバックで、評価の均質化と育成工数の削減を目指すサービスです。オンラインセミナーも予定されています。
製品の特徴と導入支援
ナレッジワークの新サービスは、営業担当が顧客役のAIアバターを相手に商談ロープレを行い、その場で評価と具体的なフィードバックを得られる点が最大の特徴です。商品紹介やヒアリング、提案、オブジェクションハンドリングなど多様な商談場面を想定したシナリオで、実商談に近い臨場感のトレーニングが可能です。AIは対話の文脈を捉えて自然に応答し、定量評価と定性コメントを組み合わせたアドバイスを提示します。将来的には商談ステップやアクションを選ぶだけで自動的にシナリオを作成する機能も予定されており、運用負荷のさらなる軽減が期待できます。
運用面では、導入や運用の伴走を行うコンサルティングサービスが用意されています。ナレッジワークは「LIFE WITH ENABLEMENT」をミッションに掲げ、既にNTTドコモビジネス、みずほ銀行、日清食品など大手で数千名規模の導入実績を持つため、そのノウハウをもとに育成目標の定義からAIロープレの構築まで支援が可能です。マネージャーの工数削減と評価の均質化を両立させることで、新人育成やリスキリング、製品切替時の研修といったユースケースでの活用が想定されています。オンラインセミナーでデモを交えた全貌紹介が予定されており、営業企画や責任者の参加が呼びかけられています。
AIロープレは評価の一貫性と学習機会の拡張を同時に実現しますが、人のコーチングと組み合わせる運用設計が成功の鍵です。まずはパイロットで精度を確認し、段階的に拡大することを推奨します。
詳しくは「株式会社ナレッジワーク」の公式ページまで。
レポート／DXマガジン編集部
