
Amazonは、「Amazonファーマシー」という新サービスを2024年7月23日から日本で開始しました。このサービスは、薬局によるオンライン服薬指導から処方薬の配送までを一手に担ってくれます。また、2024年11月18日からはマイナ保険証(マイナンバーカードの健康保険証)の利用が可能になりました。
Amazonファーマシーの使い方
AmazonファーマシーはAmazonショッピングアプリ上で利用可能です。お客様は自身のAmazonアカウントから、登録されている薬局を通じて薬剤師にオンライン服薬指導を受けることができます。その後、処方薬は指定の住所に配送されるか、薬局の店舗で受け取ることができます。
登録薬局の一覧
Amazonファーマシーでは、以下の薬局各社の対象店舗約2,500店舗が利用可能です(2024年7月23日時点)。
- 株式会社アインホールディングス
- ウエルシアホールディングス株式会社
- クオールホールディングス株式会社
- 株式会社新生堂薬局
- 中部薬品株式会社
- 株式会社トモズ
- 株式会社ファーマみらい
- 薬樹株式会社
- 株式会社ユニスマイル
それぞれの薬局の本サービス対象店舗は、「Amazonファーマシー」内の「薬局の検索を始める」から確認することができます。
Amazonファーマシーのフロー
Amazonファーマシーの利用フローは以下の通りです。
- 医療機関で診療を受け、電子処方せんを取得します。
- Amazonショッピングアプリで薬局を選び、電子処方せんの引換番号を送ります。
- その後、服薬指導を受け、会計します。
- 最後に、処方薬を受け取ります。
なお、電子処方せんに対応した医療機関で受診後、医師から電子処方せんの発行を受けることでAmazonファーマシーを利用することができます。また、「melmo(メルモ)」という患者向け総合医療アプリとも連携しており、このアプリを導入している医療機関でオンライン診療を受けて処方せんを交付された後、Amazonファーマシーのサービスを利用することも可能です。
こんな方におすすめ
Amazonファーマシーは、慢性疾患で定期的に薬の処方を受けている方や、お子様がいるご家庭におすすめです。移動や待ち時間の手間を減らし、ご自宅などのプライベートな空間で薬剤師によるお薬の説明をオンラインで受けることができます。また、花粉症などが原因のアレルギー性鼻炎などで定期的にお薬の処方を受けている方にも、外出することなくオンライン服薬指導を受けてお薬を受け取ることができるため、利便性が高いと感じられるでしょう。高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病やアレルギー性皮膚炎、喘息といった疾患がある方にも、ぜひお使いいただきたいサービスです。
Amazonファーマシーで医療DXの推進へ
Amazonは、「Amazonファーマシー」を通じて、薬局・薬剤師と共に医療DXの推進に貢献し、お客様一人ひとりのヘルスケアのニーズに合ったサービスの提供を目指しています。Amazonファーマシーは、ただ便利なだけではなく、患者、薬剤師、医療機関にもたらすメリットがあります。専門家による詳しい解説記事もあるので、ぜひ一度読んでみてください。以上、Amazonファーマシーの紹介でした。今後もAmazonの最新ニュースに注目していきましょう。
*情報は、2024年11月18日時点のものです。最新の情報はAmazonの公式ページをご覧ください。
レポート/DXマガジン編集部
