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コールセンターの「イライラ」解消!内線つなぎで転送コストをカットする仕組みとは


AIボイスボット「commubo(コミュボ)」がBrekekeのコンタクトセンター製品と技術連携を発表しました。PBXに内線接続して外線転送コストを抑え、転送時に会話ログをBrekeke CRM即時表示する仕組みで、有人応対への引継ぎをスムーズにします。現場負担と通話時間の削減が期待されます。 

PBX内線接続とCRM連携で変わる現場の応対

株式会社ソフトフロントジャパンが提供する自然会話AIボイスボット「commubo」は、株式会社日本ブレケケのBrekeke・コンタクトセンター・スイートと技術連携を開始しました。今回の連携では、commuboをPBXに直接内線接続できるようにし、従来の外線転送に伴う費用発生や発信元番号が引き継げないといった課題を解消します。これにより、外線転送コストの削減と発信番号の自動取得が可能となり、コスト面とオペレータの手間の両方を削減します。 

さらに、転送時にはボイスボットの応対内容をテキスト化したものと音声データをBrekeke CRMの画面に即時表示できます。オペレータは応対引継ぎの際に顧客情報やコールリーズンをワン画面で把握できるため、聞き返しや状況把握にかかる時間が減り、通話時間の短縮や顧客体験(CX)の向上につながります。既存のBrekeke・コンタクトセンター・スイート利用者は追加ライセンス不要でcommuboとの連携が可能で、導入障壁が低い点も特徴です。 

技術要件としては、Brekeke PBXはVer.3.18以降(2025年11月中リリース予定)、Brekekeコンタクトセンター・スイートは最新のVer.2.9以降が必要であり、commubo側はオプション「ボイスボットAPI:commubo connect」の利用が前提となります。今回の実装は、ソフトフロントが長年培ったIP電話技術と各種電話系システムとの相互接続経験に基づいて迅速に検証・実現したもので、2023年からの正規販売代理店としての活動実績も背景にあります。 

両社はブレケケユーザーからの要望に応えて今回の連携を進めており、連携デモは2025年11月に開催される「コールセンター/CRM デモ&コンファレンス 2025 in 東京」の日本ブレケケブース(小間番号4E-16)で体感できます。commuboは従来からコンタクトセンターのあふれ呼対や受電・架電業務の自動化に活用されており、本連携によりCTI/CRM連携ソリューションの適用範囲がさらに広がる見込みです。 

今回の連携は、ボイスボット導入時の運用コストと現場の手間を同時に低減する実効性の高い改善策です。PBX直結とCRM即時表示の組合せは、現場の応対品質向上に直結すると期待できます。 

詳しくは「株式会社ソフトフロントジャパン」の公式ページまで。  
レポート/DXマガジン編集部 

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