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2026年度共通テスト、出願はスマホで完結 顔写真アップロードで本人確認が進化


2026年度(令和8年度)の大学入学共通テストから、出願手続きが全面的にWeb化されます。これにより、出願から受験票の取得、成績閲覧までの一連の手続きがすべてオンラインで完結するようになり、受験者と高校双方の負担軽減が期待されています。しかし、このデジタル化は本人認証のあり方を大きく変え、新たな課題も生じさせています。


出願手続きの電子化と本人確認の変更点

従来の共通テストでは、出願書類を郵送し、紙の受験票に写真を貼付する必要がありました。しかし、Web出願への移行で、このプロセスは以下のように変わります。

  • 顔写真データのアップロード: これまでの写真貼付方式から、受験者が顔写真データをオンラインでアップロードする方式に変わります。このデータは、受験票に表示されるほか、試験当日の本人確認にも使用される重要な情報となります。
  • 出願書類の簡素化: 卒業証明書などの出願資格を証明する書類の提出が不要になりました。

この変更は、出願の利便性を高める一方で、なりすましや不正行為の防止をより確実にすることが求められます。


本人認証の未来とプライバシー保護

Web出願の導入は、今後の入試における本人認証のデジタル化の第一歩と見なされています。将来的には、より高度な認証技術の活用も視野に入れられています。

  • 顔認証技術: 出願時に登録された顔写真データと、試験当日の受験者の顔を照合する顔認証技術は、なりすましを防ぐ有効な手段として検討されています。一部の教育機関では、すでにオンライン試験などでこの技術が導入され、不正受験の件数が減少したという事例も報告されています。
  • プライバシー保護: 顔認証をはじめとする生体認証技術の活用は、不正防止に効果がある一方で、受験者の個人情報やプライバシーをどう守るかという課題をはらんでいます。受験者や保護者の理解を得るための丁寧な説明と、適切な運用ルールの策定が今後ますます重要になってくるでしょう。

詳しくは「総務省統計局」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 小松

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