
株式会社学情が20代の転職希望者303名を対象に行った調査によれば、「カジュアル面談・座談会」の機会があれば参加したいと答えた人は全体の88.1%に上ることが明らかになった。選考プロセスにおいて、形式ばらない対話の場を求める若手の強いニーズを示している。
特に、職歴が浅い第二新卒の層では「カジュアル面談」が71.3%と高く、経験の有無にかかわらずまずは対話・雰囲気を知りたいという傾向が強い。職場見学や説明会・セミナーも望まれてはいるが、カジュアルな交流がもっとも重視される選択肢である。
さらに、選考過程で志望度が上がる情報として最も支持されたのは「未経験者でもやっていけるか(研修や資格サポートについて)」。20代転職希望者は、ただスキルや経験だけでなく、企業が若手をどれだけフォローできる体制を持っているかを重視していることが分かる。

この結果から、企業側には応募者との早期の心理的距離を縮めるためのカジュアル面談の導入や、研修・サポート体制を明確にする情報開示が求められるだろう。若手の不安解消が志望度の向上に直結する時代になってきている。
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