Amazonは生成AI「Rufus（ルーファス）」を日本の全利用者向けに提供開始しました。商品検索から比較、レビュー要約までをシームレスに支援し、25年以上のAI活用の集大成とも言える購買体験変革を目指します。
Rufusが実現する“探す→比較→決める”の自動化
RufusはAmazon.co.jpの商品情報とWeb上の情報を学習した生成AIを搭載したショッピングアシスタントです。スマホアプリの右下アイコン、デスクトップの左上アイコンから起動でき、購入意向や商品比較、具体的な疑問に応じて回答を返します。例えば「スムージーに必要なもの」や「登山に必要な装備」といった用途別の検索から、トレッキングシューズとランニングシューズの違いのような比較、さらに商品詳細ページ上で「レビューのまとめを見る」を押せばレビューやQ&Aをもとにした要約を表示します。
Rufusは検索ワードに基づくカテゴリー案内や、目的に沿った関連商品の提示、ギフト提案など幅広い質問に対応します。Amazonは過去25年以上にわたりレコメンドや在庫管理、AlexaなどでAIを活用してきた実績を持ち、生成AIをカスタマーエクスペリエンス全般に導入する意向です。ただし、Rufusの回答は初期段階で常に正確とは限らないため、ユーザーは回答に対してサムズアップ／サムズダウンで評価を送ることができます。Amazonはモデルの改良と微調整を継続し、機能改善を進めるとしています。
詳しくは「Amazon」の公式ページまで。
レポート／DXマガジン編集部 權
