絶景！ 天空に浮かぶ寺院＆石段街で極上豚のカツライス
ゲストはいつも元気な磯野貴理子さんです。旅のスタートとなるのは、群馬県吉岡町で30種類以上の珍しいぶどうを育てる「鷹之羽ぶどう園」。その中でも今回収穫するのは、爽やかな甘さと香り漂う品種「ジャスミン」と、皮ごと食べられる「クイーンセブン」。
皮の渋みがなく、甘くてジューシーな味わいに一同感動。「こんなぶどう初めて！」と貴理子さんも大はしゃぎです。（今年のぶどう狩りは終了しました）
ぶどう園の近くにあるお休み処「鹿火屋」にもよってみましょう。今はあまり見ることができなくなった囲炉裏を囲みながらいただけたり、江戸時代にタイムスリップしたかのような感覚にとらわれます。
名物は一本箸でいただく「ところ天」。食べづらさもまた楽しく、食べながら仲間たちと笑い合ってください。手作りのくず餅や味噌田楽など素朴な「ふるさとの味」も人気で、旅の途中にほっと一息つけるスペースです。
バスに揺られて伊香保方面へ。途中、「佛光山法水寺」に立ちよりましょう。ここは台湾に総本山を置く佛光山の日本別院で、「天空の寺院」「天に浮かぶ城」とも呼ばれる絶景スポットです。
境内からは榛名山や赤城山を望む大パノラマ！「うわー！ 何ここ！ 気持ちいい！」と磯野さんも大はしゃぎ。心洗われる絶景に一同感動です。
人気温泉地・伊香保に到着した一行。実は貴理子さん、伊香保は初めてなんだそう！
石段街の最下層にある湯滝に触れると「えっ、温泉が階段を流れてるの？」と驚きの声。365段の石段を登りながら、温泉街の情緒を満喫しましょう。
石段街を散策しながらランチの美味しい場所を探します。見つけたのは「お食事処 四季彩」。ここでは赤城山麓で育てられたブランド豚を使った名物「カツライス」をいただくことに！
厚さ3センチはありそうな分厚いカツに、「国語辞典みたい！」と驚きます。「分厚いのにやわらかい！ 豚肉って美味しいんだねー」と大満足の様子でした。その他の料理もボリューム満点で石段街でお腹がペコペコになってもここに来れば安心です！（笑）
お腹が満たされた後は石段街から横道に入り、昭和の温泉街の風情を残す路地裏を散策しましょう。 そこで見つけたのは、昼はカフェ・夜はバーとして営業する「ニューベルバラ」。
黄金の湯をイメージしたクリームソーダや、レトロな内装がSNSで大人気。「昭和レトロが新しい！」と若い世代にも支持されている注目スポットで、この日も次々と来店客が訪れていました。
「ひつじさんぽ」で癒され休日＆群馬県庁の「愛の聖地」
伊香保を離れ、一行が次に訪れたのは、榛名山麓に広がる「伊香保グリーン牧場」です。ここではひつじやヤギなど草食の動物たちと触れ合えるだけでなく、ひつじを連れて牧場内を散歩できる体験が大人気。
ところが貴理子さん、ひつじと一緒に歩くはずが、なぜかひつじに引っ張られ大爆走！ ひつじさんぽじゃなくてひつじマラソンの様子にMC陣も大爆笑の一コマでした。
バスに乗って前橋へ。次に訪れたのは群馬県庁です。31階にある欧州料理レストラン「ヴォレ・シーニュ」は、地上123mからの絶景が楽しめる人気店なんですが、ただ絶景が見えるからという理由で人気になったわけではありません。
実はここ、「愛の聖地」とも呼ばれていて、年間120組ものプロポーズが行われるというロマンチックな場所。「ここでプロポーズされたら断れないね！」と盛り上がります。群馬県産上州麦豚を使った人気メニュー「ハイカラぐんま豚丼」が人気！
旅の締めくくりに訪れたのは、昭和の香り漂う「呑龍横丁」。戦後復興のシンボルとして生まれ、2021年にリニューアルされたこの横丁には15軒ほどの小さな飲食店が並びます。
焼き鳥にラーメン、スナックにジンギスカンまでジャンルはさまざま。しかも横丁内なら他のお店の料理を出前してもらえるという、横丁ならではの自由なスタイル。一行が味わったのは、群馬豚を使った名物「ペペロンチー麺」。冷製パスタのような食感に、にんにくと唐辛子の香りが効いた一杯は、まさに〆にぴったり！
ぶどう園から始まり、古民家の味、天空の寺院、温泉街の散策、牧場体験、そして昭和レトロな横丁まで。群馬の魅力をたっぷり詰め込んだ今回の旅。すぐにまねができそうなバス旅、次の休みにいかがですか?
ぶらぶらサタデー「タカトシ温水の路線バスで！」番組概要
【出演】タカアンドトシ、温水洋一ほか
【ナレーター】市川展丈
【ぶらぶらサタデー「タカトシ温水の路線バスで！」とは…】
タカアンドトシ・温水洋一の3人が、路線バスを乗り継ぎながら目的地を目指す旅番組。乗り継ぎで降り立った地の絶品グルメや隠れた名店を紹介したり、旅先で地元の方々と触れ合う様子を紹介。
フジテレビ ぶらぶらサタデー
（バスとりっぷ編集部）
