和船に乗って豪快ラインくだり&秩父で山形牛のサーロイン丼を喰らう!
旅のはじまりは、長瀞ラインくだりから。絶景の天然記念物「岩畳」の景色に包まれながら、和舟でゆったりと川を下る…と、思いきや意外な急流に「うおー! やばいやばい! これ本気だ!」と声をあげるおじさん3人衆。
そんな中、船頭さんがトシさんに声をかけます。「ちょっと体験してみます?」と船頭さんのもつ長い竿を渡され「え、乗客が操縦? 大丈夫?」と焦るトシさん。果たして、一行は無事に下船できたのでしょうか?


一行が最初に立ち寄ったのは、秩父の芋菓子専門店「芋うらら」。ここでいただくのは、幻のサツマイモ「太白芋」を使った絶品スイーツ「いもんぶらん」です。目の前で絞られる芋ペーストの中には秩父産メープルシロップ入りのクッキーやバニラアイスが隠れていて、ひんやり&ほくほくの新食感!
スプーンを入れた北斗さんは「これ、アイスにたどりつくまでにめっちゃたくさん掘っていかないと! モンブランがすごくたくさん!」と笑みがこぼれます。


バスで一行が向かったのは、西武秩父駅近くの焼肉店「KOMEtoNIKU KIJIMA CHICHIBU」。このお店、秩父で今注目のグルメスポットなんです。秩父はコンビニよりもホルモンの焼肉店が多いという土地。そんな中、このお店は旨味の強い山形牛を一頭買いし贅沢にドンと提供するスタイルがウケています。
いただくのは山形牛のサーロインを贅沢に使ったステーキ丼! 炭火で香ばしく焼き上げられたサーロインは、肉の旨みと脂の甘みが絶妙で、ひと口で笑みがこぼれる美味しさ。北斗さんも「これ、ランチでいただくレベルじゃないね!」と驚きの声。旅のテンションは、ここで一気に最高潮になりました!


続いて一行が向かったのは、秩父のB級スポットとして話題の「秩父珍石館」。館内には、館長が50年かけて集めた「人面石」がずらりと1,700個以上! この館の面白いところは、誰でも人面石に命名できるという点。
人面石の表情にピンときたら、有名人やアニメキャラの名前をつけてOKなんです! 実際に「マリリン・モンロー」や「温水洋一」と書かれた石も。
そんな中、一行が大爆笑したのがこちら——「北斗晶と怒られる健介」と書かれた石(笑)健介さん、石の中でも怒られてるなんて...! 北斗さんも「なんでこんな石があるのよ!」とツッコミ。笑いと驚きが詰まった、秩父ならではの珍百景です!


橋立鍾乳洞で「弘法大師の後姿」&超強烈店主! の巨大わらじカツカレー
一行が次に向かったのは、秩父の秘境スポット「橋立鍾乳洞」。埼玉県で唯一、観光できる鍾乳洞で、なんと高低差約30mの縦穴式! 洞内は狭く、時には中腰で進む本格派の探検ルートです。
鍾乳石や石柱が並ぶ幻想的な空間の中、注目は「弘法大師の後ろ姿」と名付けられた鍾乳石。その神秘的な形に、トシさんも思わず立ち止まって見入ります。そんな中、なぜかトシさん以外の3人は別行動しています…!


橋立鍾乳洞のすぐ隣にあるカフェ「JURIN’s GEO」でひと休み。スペシャルティコーヒーと季節のスイーツが楽しめる人気スポットです。今回いただいたのは、見た目もインパクト抜群な「メロンホール」。丸ごとのメロンを器にした贅沢な一品で、果肉の甘みと冷たいアイスが絶妙にマッチ。
そして、もうひとつの注目は「淡雪」。COE(カップ・オブ・エクセレンス)受賞豆を使った一杯は、すっきりとした味わいと香りの余韻が格別。秘境とも言える山奥で、鍾乳洞の静けさとリンクするような繊細なコーヒー体験ができるとは驚くことうけあいです!


一行が最後に訪れたのは、その名も「ほんとのインド料理とカレーの店」。ここで何より印象的なのは、店主のキャラクター! 毎日UFOに乗りドリン星から地球にやってきているんだそう(笑)鯉のぼりドレスをまとい、秩父の街を盛り上げる店主「みぃちゃん」は、まさに秩父の名物人間?(笑)


個性あふれる店主が営むお店でいただいたのは、名物「秩父わらじカツカレー」。熱々の石鍋に盛られた巨大カツとスパイシーなカレーの組み合わせに、北斗さんも「これ、インドと秩父の融合ね!」と驚きの声。
さらに、みぃちゃんおすすめの「チーズナン&カライプラウンカレー」は野菜とエビのドライカレー。めちゃめちゃのびーーるチーズナンの美味しさと、スパイスの香り。食感のバランスが絶妙で、旅の最後にふさわしい満足感! 秩父の自然・グルメ・人情がぎゅっと詰まった、笑顔で締めくくるバス旅となりました。


豊かな自然に包まれながら、秩父ならではのグルメを堪能し、思わず笑ってしまうような出会いと、あたたかな人情に触れる——そんな秩父の魅力を、ぎゅっと凝縮した今回の旅。心もお腹も満たされる夏のバス旅でした!
ぶらぶらサタデー「タカトシ温水の路線バスで!」番組概要
【出演】タカアンドトシ、温水洋一ほか
【ナレーター】市川展丈
【ぶらぶらサタデー「タカトシ温水の路線バスで!」とは…】
タカアンドトシ・温水洋一の3人が、路線バスを乗り継ぎながら目的地を目指す旅番組。乗り継ぎで降り立った地の絶品グルメや隠れた名店を紹介したり、旅先で地元の方々と触れ合う様子を紹介。
フジテレビ ぶらぶらサタデー
(バスとりっぷ編集部)
