
明日7日朝にかけて北海道の北を低気圧が通過し、次第に冬型の気圧配置へ。北日本には寒気が流れ込み、一気に寒くなる。明日7日は二十四節気の「立冬」で、暦の上では冬の始まり。北海道は雪のエリアが広がり、平地で積もる可能性も。東北や関東から西も、北風が冷たい一日に。
●明日7日は「立冬」 暦の上で冬の始まり 北海道は平地も雪に
明日7日朝にかけて北海道の北を低気圧が通過します。その後は北日本を中心とした冬型の気圧配置になるでしょう。
北海道の上空約1500メートル付近には平地に雪を降らせる目安となる寒気(マイナス6℃以下)が南下します。北海道は雨の所も次第に雪に変わり、明日7日は局地的に降り方が強まる所もあるでしょう。雪のエリアが広がる上に、風も強まるため見通しが悪くなることもありそうです。また、平地でも雪の積もる可能性がありますので、車の運転は必ず冬タイヤを装備し、路面の状況に十分な注意をしてください。
東北の日本海側や北陸も局地的に雨が降り、標高の高い山や峠では雪の降る所もあるでしょう。特に夜間の運転は、積雪や凍結に十分な注意が必要です。
関東から西は広い範囲で乾燥した晴れとなるでしょう。最高気温は全国的に今日6日よりも低く、午後は冷たい北風が加わる分、一段と寒く感じられそうです。
明日7日は二十四節気の「立冬」で、暦の上では冬の始まりです。暦に合わせたかのように、北海道は雪のエリアが広がり、晴れる所も次第に北風が強まりますので、風を通しにくい暖かい服装を選ぶと良さそうです。
●8日は晴れてもヒンヤリ 9日は冷たい雨 10日は再び寒気が南下
8日は北海道の雪も次第にやむでしょう。東北から九州、沖縄まで広い範囲で晴れそうです。ただ、朝晩は一段と気温が下がり、日中も晴れる割には空気が冷たいでしょう。
9日は九州から北海道まで広く雨で、雨脚が強まる所もありそうです。冷たい雨で気温が上がらず、東京の最高気温は15℃の予想。名古屋や大阪も18℃以下でしょう。雨具に加えて、厚手のコートや上着が手放せません。
週明け10日は再び冬型の気圧配置となり、北風が強まります。急に寒くなる日が増え、空気も乾燥しやすい季節です。風邪やインフルエンザ対策に、手洗いうがいを徹底し、しっかりと休息をとるように心がけてください。
