
明日18日(土)は、日本海を進む低気圧からのびる前線が南下するため、夜は雨となるでしょう。この雨の後、次第に北から冷たい空気が流れ込み、来週はこの時季らしい気温となりそうです。秋支度を進めましょう。
●今日も各地で30℃以上の真夏日 真夏日日数は過去最多
今日17日(金)の四国地方は、高気圧に覆われて穏やかに晴れ、最高気温は各地で平年を大きく上回っています。14時までの最高気温は、高知県の四万十市江川崎で32.0℃、高知で30.4℃、愛媛県の大洲市大洲で30.8℃など、30℃以上の真夏日となっている所もあります。
今年の真夏日日数は今日までで、高松で96日、徳島で92日、松山で100日、高知で109日、と各地とも統計開始以来最多となっています。今夏は、梅雨入り・梅雨明けが早く、10月に入っても太平洋高気圧の勢力の強い状態が続いて各地で30℃以上を観測するなど、夏が長く続きました。ただ、明日の雨を境に夏は終わり、秋へと前進しそうです。
●季節を分ける前線が四国地方を南下 明日夜は雨に
明日18日(土)は、日本海を進む低気圧からのびる前線が四国地方を南下する見込みです。このため全般に雲に覆われ、夜は雨が降るでしょう。前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むため、日中の気温は30℃近くまで上がり、蒸し暑くなりそうです。
前線が通過した後は、北からゆっくりと冷たい空気が流れ込みはじめるでしょう。
●来週は秋の空気に包まれる
19日(日)はまだ気温は平年を上回りますが、夜は次第に空気が冷たく感じられるでしょう。
20日(月)以降来週は、最高気温は22℃前後、最低気温は15℃前後の日が多くなりそうです。日中も長袖でちょうどよく、朝晩はさらに上着が必要となるでしょう。
●衣替えなど秋支度を
来週は、一気に季節が進みます。上の表を目安に衣替えを進めるとよいでしょう。
また内陸部では最低気温が10℃を下回る所も出てきそうです。暖房器具の準備や点検をしたり、布団の入れ替えなども進めましょう。
