
今日11日(土)、北海道の網走地方気象台で斜里岳(しゃりだけ)の「初冠雪」が観測されました。平年より3日早く、昨年より9日早い初冠雪です。
●斜里岳で「初冠雪」
今日11日(土)、北海道の網走地方気象台で斜里岳(しゃりだけ)の「初冠雪」が観測されました。平年より3日早く、昨年より9日早い初冠雪です。今シーズン、初冠雪が観測されたのは、今月7日(火)の利尻山、9日(木)の旭岳に次いで、3か所目です。
北海道の上空1500メートル付近には、マイナス6℃以下の寒気が流れ込んでおり、斜里岳付近では、未明から今朝にかけて雪が降ったとみられます。
●初冠雪とは
初冠雪とは、8月1日から翌年の7月31日までに山麓の気象官署から見て、山頂付近が初めて積雪などで、白く見えることを言います。
初冠雪は初雪とは違い、麓の気象台から山の山頂付近が雪などで白く見えることが条件です。山に登って、雪が降っていることが分かっても、初冠雪とはなりません。
また、麓から見えることが条件で、山にいくら雪が積もっていても、雲に邪魔されて見えない場合も初冠雪にはなりません。遠くから見えるくらいの雪が積もり、その後、晴れて、麓から確認できたときに、初冠雪となります。
