今日17日の近畿は、一部で最高気温35度以上の猛暑日となる可能性がありますが、それも今日が最後。明日18日の雨以降は、朝晩を中心に徐々にしのぎやすくなっていくでしょう。平年より気温が高い傾向は続くものの、秋の空気が流れ込み、季節の歩みが感じられる日もありそうです。
●明日18日は秋雨前線が南下 近畿に秋の空気が流れ込むことも
日本海にのびる秋雨前線が、明日18日にかけて近畿を南下する見込みです。明日18日の近畿は雲が多く、次第に雨が降るでしょう。前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定となるため、局地的に雷雲が発達するおそれがあります。竜巻などの激しい突風や落雷、急な強い雨に注意してください。
19日(金)は前線の活動が弱まり、いったん天気は持ち直しますが、20日(土)は低気圧が日本海で発生するため、近畿では広い範囲で雨が降る見込みです。
21日(日)から24日(水)は、湿った空気の影響で雲が広がりやすいものの、高気圧に覆われて晴れるタイミングもあるでしょう。また、秋の空気が流れ込んで、季節の歩みが感じられる日もありそうです。
●明日18日(木)～近畿の猛暑は終了へ
今日17日の大阪は、最高気温35℃以上の猛暑日に迫る34℃予想。近畿では、今日も一部で猛暑日となる可能性があります。
今年は各地で記録的な猛暑となりましたが、それも今日が最後。明日18日は、雨の影響で気温の上昇が抑えられ、最高気温は32℃前後の所が多い見込み。その後も23日(火・祝)の秋分の日にかけて日ごとに気温が下がっていき、猛暑日となることはないでしょう。ただ、それでも平年よりは高く、高温傾向は続く見込みです。
●21日(日)ごろから朝晩は秋服が必要な所も
明日18日朝の最低気温は、各地で平年よりかなり高く、26℃前後の所が多いでしょう。しかし、明日18日の雨のあとは北よりの風が吹き、朝よりも夜の気温の方が低くなる見込みです。翌19日(金)の朝の最低気温は23℃前後の所が多く、その後も20日(土)から23日(火・祝)にかけて最低気温は徐々に下がっていくでしょう。朝晩はしのぎやすくなるため、暑さで控えていた活動の幅を広げることがそうです。また、京都や奈良など20℃を下回る所もあり、薄手の羽織る物など秋服の準備を進めておくとよさそうです。
●気温に合わせて服装の調節を
この先は、日中の最高気温が30℃前後で、晴れると半袖でも汗ばむくらいの暑さになりますが、朝の最低気温は20℃前後で、長袖がほしくなる日がある見込みです。朝と昼の体感が変わるため、手軽に羽織れる上着など、着たり脱いだり調節できる服が活躍しそうです。
