今日13日夜から明日14日にかけては、北日本から西日本にかけて曇りや雨の所が多く、北日本と東日本では大雨となるおそれがあります。3連休最終日の15日(月・祝)は、一部、雨の残る所があるものの、天気は回復傾向です。ただ、晴れると猛暑が復活する所があるため、熱中症に注意してください。
●今日13日夜は北海道で雨と風が強まる
今日13日、北海道は天気下り坂で、次第に雨の範囲が広がるでしょう。発達する低気圧の影響で、雨に加えて風も強まり、荒れた天気となるおそれがあります。また、今夜から明日14日明け方にかけては、線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
本州から四国、九州は、今日13日夜は曇りや雨の所が多く、局地的に激しい雨や非常に激しい雨が降るでしょう。東北から東海では、土砂災害や低い土地の浸水などに注意・警戒してください。近畿から九州北部も、急な強い雨や落雷などに注意が必要です。
九州南部と南西諸島は、今日13日夜は、晴れる所が多いですが、にわか雨や雷雨にお気をつけください。
●明日14日は本州から九州の日本海側で雨
明日14日は、低気圧は次第に北海道から遠ざかり、日本海に前線がのびる見込みです。
北海道では、朝まで雨が降る所が多く、未明は雷を伴い非常に激しい雨の降る所があるでしょう。朝にかけて強い風が吹き、海上では非常に強く吹く所がある見込みです。
東北は、朝まで雨で、激しい雨や雷雨の所があるでしょう。昼頃からは次第に晴れのエリアが広がる見込みです。最高気温は仙台で31℃予想など、今日13日より大幅に高くなる所が多いため、熱中症に注意してください。
関東から九州北部は、雲の多い天気で、日本海側を中心に雨が降るでしょう。前線に向かって湿った空気が流れ込むため、大気の状態が不安定で、急な強い雨や落雷、激しい突風に注意が必要です。北陸では、引き続き、明日14日昼前にかけて大雨に注意・警戒してください。また、今日13日よりも日中の最高気温が大幅に高く、33℃前後になる所が多いため、お出かけの際は、暑さ対策を万全に行ってください。
四国と九州南部、南西諸島は、おおむね晴れますが、にわか雨や雷雨となる所があるでしょう。
●15日(月・祝)天気は回復傾向で気温上昇
15日(月・祝)は、日本の南に高気圧の中心があり、対馬海峡付近に前線がのびる見込みです。
日本海側では雲が多く、九州北部など一部雨の残る所がありますが、太平洋側を中心に晴れる所が多いでしょう。日差しが届くと明日14日よりもさらに気温が上がり、関東甲信や東海、近畿では最高気温35℃以上の猛暑日が復活する所も出てくる見込みです。一度、気温が下がったあとの猛暑なので、熱中症にはくれぐれもお気をつけください。
