
中日金丸夢斗投手(22)が14日、高橋宏斗投手(23)の来季ダブルエース構想にやる気をみなぎらせた。
高橋宏は12日の契約更改の場で「来年は僕だったり夢斗(金丸)っていうのが、下からどんどん底上げしていかないといけない」と口にしていた。2人で直接は話していないが「夢斗も引っ張る気でいる…いないのかな、いると信じて。本当に引っ張らないといけない」と話していた。
その姿は金丸にもしっかりと届いていた。金丸は「ベテランの方に頼っているというのではなく、僕たち2人が引っ張っらないといけない」とキッパリ。「どんな状況でも2人でしっかりと1年間ローテーションを回って勝利に導くことは絶対に必要になってくる」と左右両輪での活躍を誓う。
黄金ルーキーとして期待された1年目はわずか2勝に終わった。だが15試合先発し12試合がクオリティースタート(=QS、6回以上投げ、自責3以内)。防御率2・61と安定感は光った。5月デビューで96回2/3を投げた。「まずは規定投球回を投げられるように」とシーズン143イニングを投げることを目指す。
この日は、愛知県安城市錦町小学校で草加勝投手(24)と野球教室に参加した。
