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【J1昇格PO】千葉OBの巻誠一郎さん「僕たちが止めた時間をまた動かしてくれた」昇格に歓喜


【写真】千葉対徳島 試合前、客席を見つめる巻氏

<J1昇格PO:千葉1-0徳島>◇13日◇決勝◇フクアリ

千葉が17年ぶりにJ1に帰ってくる! J2で3位だった千葉がホームで同4位の徳島に1-0で競り勝ち、悲願の昇格を決めた。後半24分にFWカルリーニョスジュニオが頭で決勝点を奪った。名将イビチャ・オシム監督のもとルヴァン杯2連覇など、栄光を知るクラブは2009年にJ1最下位でJ2へ降格。これまで5度のプレーオフ(PO)に敗れる艱難(かんなん)辛苦を乗り越え、就任3年目の小林慶行監督(47)のもと6度目にしてPOを突破した。優勝の水戸、2位長崎に続く3番目のJ1切符を手にした。

   ◇   ◇   ◇

チバテレビでゲスト解説を務めた千葉OBの巻誠一郎さん(45)が古巣の復活に歓喜した。

03年から10年まで在籍し、J1時代から降格、J2期を知る千葉のレジェンド。「僕たちが止めた時間をまた動かしてくれた。それは本当に感謝してますし、J1の時間が止まってる間も、ファンとかサポーターの皆さん、スポンサーの皆さんはずっと土台として支え続けてくださっていた。一番はそれが大きかった」と感慨に浸った。

前身の古河電工時代や名将オシムに率いられて優勝争いをしたクラブの歴史に1ページを刻んだ。08年には最終節で11分間の4得点で大逆転勝利を演じた奇跡の残留経験もある。その積み重ねが大一番でも発揮された。「全てがやっぱり大切な歴史の一部。そうやってクラブとしてより大きく強固になっていく」。

後輩たちの躍動をみて、冷静ではいられなかった。「解説していないです。ずっと応援していました。炎上しちゃうんじゃないかな」と笑った。クラブを離れて久しいが、愛の強さは変わらない。「この経験とJ1昇格はこのクラブにとって大きな新しい1歩になる。これが1歩だけで終わるのではなく、力強く前に歩み続けられるような、そんなクラブであってほしいな」と願った。【佐藤成】

◆ジェフユナイテッド市原・千葉 1946年(昭21)に古河電工サッカー部として横浜市で創部。三菱重工、日立製作所と「丸の内ご三家」として多くの日本協会幹部や日本代表選手を輩出。87年に奥寺康彦、岡田武史らでアジアクラブ選手権優勝。天皇杯優勝は4回。91年にJリーグ参入を目指しJR東日本と新会社を設立し、ホームを市原市(後に千葉市に移転、ホームタウンは市原市・千葉市)とした。05年、06年にオシム監督のもとヤマザキナビスコ杯連覇。09年にJ1で最下位18位となり、J2に降格。主なOBに阿部勇樹、巻誠一郎。本拠地はフクダ電子アリーナ(1万9781人)。クラブ所在地は千葉市中央区川崎町1-38。島田亮社長。

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