＜AFCチャンピオンズリーグ・エリート（ACLE）：町田3－1蔚山＞◇9日◇1次リーグ第6節◇町田市陸上競技場（Gスタ）
FC町田ゼルビアFW西村拓真（29）が、今季ラストマッチで鮮やかなゴールを決めた。
前半21分にロングボールをFWオ・セフンが頭で落としたボールをMF仙頭啓矢がフリック。足もとにパスが入ると、ドリブルで持ち上がって右足を振り抜いた。
この得点でチームは早々に2－0とリードを広げ、試合のマンオブザマッチにも選出された。試合後は「早いタイミングでパスを出してくれた啓矢君に感謝しています」と話した。
町田へ今季移籍し、クラブは天皇杯優勝という勲章を手にした。それでも「1つ取れたことはありますけど、やっぱりみんなが満足していない。本当に（チームは）まだまだ成長段階だと思っている。もっともっとなんか強くなれると思っているし、もっと強くしていかなくちゃいけない」と力を込めた。
チームとしての成果が出た中、一方で西村自身は故障に苦しんだシーズンだった。その反省を踏まえて「やっぱりケガした回数が多いっていうのは自己責任だと思いますし、自分の体を知れてないなってあります。もう1回体を作り直すことに取り組んでいきたい。サッカー人生の中で毎年、自分がピークになれるよう、常に最高の自分を目指してやっていきたい」と誓った。
