
<J2昇格プレーオフ:FC大阪1-0金沢>◇7日◇準決勝◇Axis
今季J3で3位となったFC大阪がJ2昇格プレーオフ(PO)準決勝で、同6位のツエーゲン金沢を下し、PO決勝に駒を進めた。
0-0の後半15分、今季リーグでチーム最多12得点を挙げたFW島田拓海がクロスの折り返しを押し込んで先制。最後までその1点を守り切って勝利し、PO決勝進出を決めた。
クラブは同日、14日にテゲバジャーロ宮崎と対戦することになったPO決勝の開催地を、準決勝と同じ鳥取のAxisバードスタジアムで行うと発表。POはリーグでの上位クラブにホーム開催権があり、リーグ3位のFC大阪は準決勝に続いてホームでの開催となるが、花園ラグビー場の確保がかなわず、約200キロ離れたスタジアムで再び戦うことになった。
POをホームスタジアム以外で開催するのは異例で、この発表にファンが反応。X(旧ツイッター)では「また鳥取か」という投稿が多数され、「せめて関西でできんかったんか」、「そもそもグラウンド問題大丈夫?」といった疑問の声もあがっている。
PO準決勝進出が決まった際、FC大阪の近藤祐輔社長は「ホームタウンである東大阪での開催が叶わず、ガイナーレ鳥取様のホームスタジアム・Axisバードスタジアムをお借りして行う運びとなりました。まずは、この大事な舞台の場をお貸しいただくガイナーレ鳥取様に、クラブ一同、深く感謝申し上げます。同時に、ホーム開催を勝ち取ったにもかかわらず、鳥取まで足を運んでいただく形となってしまうFC大阪のファン・サポーターの皆様、パートナー企業の皆様、そして関係者の皆様には、心よりお詫び申し上げます」とコメントを発表していた。
