【入れ替え戦】J3沼津が第１戦敗戦…JFL“降格”危機 残留へ次戦２点差以上の勝利が必要に

【写真】11月23日、サポーターの声援を受ける沼津の選手たち

＜J3・JFL入れ替え戦：滋賀3-2沼津＞◇第1戦◇7日◇平和堂HATOスタジアム

J3アスルクラロ沼津は、敵地で行われたJFL2位レイラック滋賀との入れ替え戦第1戦に2－3で敗れた。

0－1の前半13分、ゴール前でパスを受けたFW白輪地敬大（24）が右足で同点弾。再びリードを許した後半29分には、途中出場の元日本代表FW川又堅碁（36）が頭で決めた。ストライカー2人のゴールで2度のビハインドを追いついたが、終盤の同36分に決勝点を献上。点の取り合いに屈した。

ホームアンドアウェー方式の入れ替え戦は、勝利数が多いチームが勝者に。勝利数が並んだ場合は得失点差、第2戦終了後に行う前後半15分の延長戦、PK戦の順で決着をつける。

沼津は14日に本拠地で迎える第2戦で2点差以上で勝利すれば残留、引き分け以下なら“降格”となる。Jリーグ生き残りを懸けたラスト1試合。参入9年目で迎えた危機を、一丸で乗り越えるしかない。