
<J1昇格PO:千葉4-3大宮>◇7日◇準決勝◇フクアリ
J2・6位のRB大宮アルディージャが、3位のジェフユナイテッド千葉に衝撃の逆転負けを喫し、J1昇格の道を断たれた。
3-0が終わってみれば3-4。U-20日本代表で大宮の副主将、DF市原吏音(20)は「1失点目がでかかった。相手のスタジアム含めて嫌な雰囲気がただよっていた」と振り返った。
宮沢監督は後半25分、DF和田拓也(35)、MF谷内田哲平(23)を投入。その1分後に失点した。市原は「途中から入った人が出ている人たち以上のパワーを還元できるようにしていかないと、チームとして強くなれない」と厳しい言葉を口にし「チームの層も厚くなれると感じた」とあえて課題を「伸びしろ」として挙げた。
1失点したが、まだリードは2点あった。ピッチの選手で集まり「やっていることを変わらずやろう、もうちょっとボールを握りたい」と話をしたが、千葉の勢いを食い止めることができなかった。
市原は「自分たちの弱さが出た。今後、上に行くためには、打開するようなプレー、コーチング、うまく時間を使うことが必要。交代を含めて、まだまだ隙があった。まだJ1にふさわしくないんだろうなと…」と現実を受け止めていた。
