
<ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選:日本2-0バーレーン>◇20日◇C組◇第7戦◇埼玉
ジョーカーからエースへ-。日本代表MF三笘薫が、成長を見せつけた76分間だった。前半14分に巧みな駆け引きから裏へ抜け出すとゴール前へ。18分にはドリブルからペナルティーエリアに進入し、クロスを放った。前半終了間際にも左サイド深くを突いて絶好機を2度、演出した。途中出場2得点でW杯に導いた22年の最終予選から進化し、今大会は左ウイングの1番手に。7試合中6試合で先発、全試合に出て本大会に導いた。先を見据え「世界の頂点に立つには、まだまだやらないといけないことがたくさんある。優勝するために、攻撃も守備もやっていかないと。まだまだ壁はある。ここからが勝負かなと思っています」と決意で結んだ。