AIAI Research Memo(8):事業環境は概ね良好
1. 事業環境は概ね良好
AIAIグループ<6557>が展開する「AIAI三育圏(AIAI NURSERYが提供する保育、AIAI PLUSが提供する療育、及び子会社CHaiLDが提供する教育)」を取り巻く事業環境としては、待機児童問題が解消に向かい、業界全体で認可保育園の新設が減少傾向(東京23区の新規開設数は2021年4月の88施設から、2023年4月は27施設まで減少)となる一方で、少子化の局面でも発達に障害を抱える子どもの数が増加の一途(障害を抱える子どもの数は2003年から2020年の間で4.89倍に増加)を辿り、これに伴って障害児童施設の数が増加基調となっている。また、2023年4月に子ども家庭庁が創設され、少子化対策及び幼児教育・保育の質的向上対策として2024年度から保育政策が大きく転換するなど、政府の「異次元の少子化対策」が後押し要因となり、事業環境は概ね良好に推移すると弊社では考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
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