
timelesz寺西拓人(30)が4日、都内で、初主演映画「天文館探偵物語」(諸江亮監督、5日公開)の公開記念前夜祭に登壇した。
人情に厚い探偵たちが、訳ありシングルマザーに手を差し伸べたことをきっかけに鹿児島の繁華街・天文館の再開発問題に巻き込まれる物語。ロケ地になった鹿児島県では先行公開されている。
寺西は、バーで働きながら探偵業を営む主人公・宇佐美蓮役。舞台あいさつ開始で出演者が飛び込まれても、寺西だけ不在…。すると「私、探偵ですので“潜入”しておりました」と、客席最後方から遅れて主役が登場した。「慣れないことをしたもんで心臓がバクバクしております」と笑顔を見せた。
蓮たちと対峙(たいじ)することになる政治家・板倉雄馬役の西岡德馬(79)とは、舞台でも共演したばかり。西岡から「てらは主人公の男そのまんま。いいところがいっぱい出てる」と褒められると、「うれしいです。德馬さんがいるからこの映画が締まる」と感謝。さらに「德馬さん、髪染めました? 」と気付き、西岡も「そうなんだよ。今日は若い人いっぱいいるっていうから。あんまり白いのもあれかと思って、オールグレーにしてみました」と喜んだ。
今作ではヒロイン凪の息子を誘拐する蒲生役を高田翔(32)、凪の元夫役を室龍太(36)、凪の兄役でtimelesz原嘉孝(30)が出演した。蓮以外で演じてみたいキャラクターについて、寺西は「僕の会社の仲間たちが全部悪めの役なので。入れ代わり立ち代わりでやりたいですね」と、悪役挑戦への意欲も見せた。
ヒロイン橋口凪役の大原優乃(26)、蓮の相棒・健斗役の肥後遼太郎(27)と諸江監督も出席。イベント後半には、スケジュールの都合で欠席となった高田、室、原からのサプライズメッセージが上映された。
