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背筋著の“小さすぎる怖い小説”を映画化 板垣李光人主演✕清水崇監督『口に関するアンケート』2026年公開[ホラー通信]


「近畿地方のある場所について」の背筋によるホラー小説「口に関するアンケート」が映画化され、2026年に公開されることが決定した。主演を板垣李光人、監督を清水崇が務める。

心霊スポットとして知られる墓地で大学生たちが肝だめしをした翌日、そのうちの一人が忽然と姿を消す。残された手掛かりは、墓地を訪れた5人の大学生による不可解な証言だけ。“あの夜”に、いったい何が起きていたのだろうか?

原作小説は、手のひらにのるほどの小さなサイズで2024年9月に刊行。その異様なサイズ感と不気味な表紙、内容が想像できないタイトルで注目を集め、60ページという短さながら底知れぬ恐怖と衝撃を体験できる一作として累計32万部を超えるベストセラーとなった。

映画化に際して主演の板垣、原作者の背筋、清水監督、プロデューサーの田口生己からコメントが到着。主演の板垣は、原作を読んで「自分が抱くホラー小説の概念が覆された」といい、「原作から感じた、あの衝撃的な感覚を映画を観た方々にも味わっていただきたい」と自信を見せている。原作者の背筋はホラーのフィールドで数々の作品を作ってきた清水監督に対し、「根底に流れる哲学は同じながらも、色々な描き方で恐怖を表現する監督。その手にかかったとき、『口に関するアンケート』はどのような映画になるのか。ファンとして、原作者として想像が止まりません」と期待を寄せている。

『口に関するアンケート』
2026年全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画

コメント全文

<板垣李光人(主演)コメント>
背筋さんの原作を拝読した際、自分が抱くホラー小説の概念が覆されました。この全く新しい読書体験を映像化するという挑戦に、自らが参加できることを光栄に思います。世界中に恐怖の風を吹かせてきた清水監督指揮のもと、村井翔太として生きた時間は苦しくも貴重で、楽しいものでした。自身が原作から感じた、あの衝撃的な感覚を映画を観た方々にも味わっていただきたい。その想いをもとに映画だからこその体験をしていただくべく、監督をはじめとしたスタッフ、キャスト全員で創り上げました。大学生たちが語る証言は何を意味するのか、果たしてどんな”災い”をもたらすのか。それはあなた自身で、お確かめください。きっと誰かに話したくなるはずです。

<背筋(原作)コメント>
清水崇監督によるホラーと聞いてなにを思い浮かべるでしょうか。『呪怨』シリーズ、『◯◯村』シリーズ、『ミンナのウタ』、『あのコはだぁれ?』……。
世代や嗜好性によって清水作品の印象は変わるのかもしれません。裏を返せばそれは、長きにわたってホラーというフィールドで多くの挑戦を重ねてきたことの証左とも言えます。根底に流れる哲学は同じながらも、色々な描き方で恐怖を表現する監督。その手にかかったとき、『口に関するアンケート』はどのような映画になるのか。ファンとして、原作者として想像が止まりません。しかし、同時にそれが無駄なことだともわかっています。きっと私には想像もつかないような、新しくて怖くて面白い映画に仕立てられるのでしょうから。この映画が世のホラー好きにとっての、そして私にとっての新たな「清水崇監督によるホラー」になることを楽しみにしています。

<清水 崇(監督)コメント>
映画監督の清水崇といいます。まず背筋さんの原作を映画化って依頼を受けて、思いました。何故、僕なんだろう?こんな小さな薄い本で!?って……でも背筋さんの世界に触れてみたかったし、板垣くんとも組んでみたかったので、引き受けました。……今思えば、あれがいけなかったのかもしれません……シンプルで短く“読み物でこそ!”の原作を、長編映画として見応えあるものに仕立て直したくて、原作を読んだ方にも読んでない方にも楽しんで欲しくて、脚本家の山浦さんやプロデューサー陣と打合せを重ねました。背筋さんにも意見を聴きながら……それはもぅ…楽しくて楽しくて………
撮影は、思いのほか順調で、有意義な体験でした。……あっやっぱり、全部お話しなくちゃいけませんよね?……でもそれは映画を観ていただく方の楽しみを奪いかねないので、僕はこの辺で……映画を最後までお楽しみいただけたら幸いです。では、もぅいきますね

<田口 生己(企画・プロデューサー)コメント>
その得体のしれない恐怖は、原作本を手に取った時からもう始まっていました。途切れることのない緊張感、想像しただけで身の毛もよだつ恐怖、あっと言わせる展開、小説という枠を超えた“背筋さん”というエンタメにどっぷりと引きずり込まれました。そんな「口に関するアンケート」を劇場体験としてさらに面白く描いてみたい、その機会が得られたことにとても興奮しています。脚本制作は楽しくも、とても困難なものでしたが、背筋さんとも沢山会話を重ね、ワーナー・ブラザースの作品として自信をもって皆様にお届けできる脚本が出来上がりました。
主人公は、板垣李光人さんです。「はたらく細胞」という映画でもご一緒していますが、どんな役にもすっと入り込めるその抜群の感性が大好きな俳優さんです。今作では、見えない恐怖や複雑な心の揺らぎを繊細に演じ切ってもらいました。皆さんに楽しんでもらえる映画にするべく、清水監督と共に制作に励んでおります。でもこの映画の結末を話すべきかは、ご覧になった皆さんでご判断ください。では、失礼します。

© 2026 映画「口に関するアンケート」製作委員会

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