
月額4,980円で人気サウナがオフピークに通い放題。FLEXKEYはクラウドファンディングで支援300人・780万円を集め、タイムズ スパ・レスタが新提携先に加わりました。日常のウェルネスをどう変えるのか。
オフピーク特化のサブスクが示すDX的価値
FLEXKEYは、提携するサウナ・温浴施設のオフピーク時間帯に特化した月額サブスクです。料金は月額4,980円(税込5,478円)で、会員は1日1回90分まで提携施設を横断利用できます。対象時間は施設ごとに設定され、平日昼や深夜、土日祝の一部時間帯などを活用する仕組みです。サービスはクラウドファンディングの先行販売で支援者300人、支援金780万円、達成率1500%を突破しており需要の高さが窺えます。
今回の注目点は都市型大型スパ「タイムズ スパ・レスタ」の参画です。池袋の利便性と露天風呂やフィンランド式サウナを備えた上質な環境が加わることで、FLEXKEYの利便性が向上します。提携施設には既に複数の人気店が名を連ねており、利用者は日常の選択肢として複数施設を使い分けられる利点を得ます。
事業的にはオフピークの需要喚起が狙いで、施設の稼働平準化と収益化につながる見込みです。運用面では入退場管理や利用時間の管理、現場オペレーションの調整が不可欠になります。会員が増えると衛生管理や安全対応、既存会員との料金感の整合性といった課題も出てきますが、シンプルな料金体系と横断利用の利便性は新たな来館習慣を生む可能性があります。
技術面では会員認証や時間帯管理の正確性、座席や混雑の可視化などプラットフォーム連携が重要です。OPTIMISTはまずMakuakeでの先行販売を成功させ、サービスローンチを年内に予定しています。利用者は月2回で元が取れる計算で、日常化すれば1回あたりの実質負担は大幅に下がります。
詳しくは「株式会社OPTIMIST」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部
